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数えからくり の商品レビュー

3.4

12件のお客様レビュー

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2019/02/11

大棚の娘殺し、神隠しの因縁、座敷牢に響く 数え唄、がんじがらめの恋。因果の糸を辿った 先には、開けてはならぬ錠前ひとつ…。 猫の大福と暮らす、天才女錠前師お緋名に 解けないからくりなど、ないはずだったが…。

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2013/11/21

最初は面白かったけど、途中判り難くて混乱してしまった。 それなりに面白いんだけど、ややもすると時代ものではないような 雰囲気になったり、謎解きがまとめて口頭解説一辺倒みたいに感じる 部分があるので、その辺が…今後もこの調子かな? 最後の最後、あの部分はなくてもいいナ。

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2013/09/01
  • ネタバレ

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 うわぁ~ん...最後が怖かった(泣) しかし、異常人格の人の描写がなんかリアルで、引き込まれました。  緋名さんや元用心棒さんの見せ場が少なかったのでちょっと物足りなかったかな?でも、またからくり錠前がまさにカギとなって事件が解決。お家騒動でそんな状況ないだろう?ドロドロだし、てのは置いておいて、まあ楽しめました。

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2012/08/15

L 緋色からくりシリーズ2 前作は緋名の慕う女髪結いの死の謎を解く、という目的があったけれど、そっちは片付いてしまったので、今度は緋名の錠前依頼絡みから発する謎解き。そりゃ髪結いと甚八も同じ謎に足を突っ込んだとはいえ、緋名が解かなければならなくなる理由がいまいち。そのうえ話が...

L 緋色からくりシリーズ2 前作は緋名の慕う女髪結いの死の謎を解く、という目的があったけれど、そっちは片付いてしまったので、今度は緋名の錠前依頼絡みから発する謎解き。そりゃ髪結いと甚八も同じ謎に足を突っ込んだとはいえ、緋名が解かなければならなくなる理由がいまいち。そのうえ話がややこしくて、さらに緋名が関わる意味が薄れたのでは。なんか読みながら飽きちゃったな。錠前師が絡む話にしてはデカすぎるんだよ、内容が。

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2011/07/18
  • ネタバレ

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「緋色・・・」の続編です。 ラストが“サイコ系”の様になってしまって、微妙な読後感です(苦笑)。 ただ、また続編がでたら、きっと読んでしまうのだろうけど。 (シリーズ化するのですかね~?)

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2011/07/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

江戸が舞台の、夏向けの少し怖いお話。 女錠前師の緋名と美形の幼馴染の甚八、がおそらくは前作からの主人公。今回は探偵役として、別の人達の物語へと首を突っ込んでいきます。 おきみ と およし の美人姉妹と小吉さん、お家騒動と座敷牢の美少女 彩、数え唄・・あたりがキーワードかな。 割とがっつり人死にが起きるし、「人間の狂気」がよく描かれていてぞっとします。謎ときはその分、根拠に欠けている感がありました。 大オチはとてもすっきりします。ただ、その後の1ページ少しの締めは、個人的には無い方が好みだったかも。 前作があることを知らないで読んでしまったので、時々「?」となりましたが 単体でも面白く読むことができます。

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2011/04/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作のときも思ったのだが、話が複雑でわかりづらい。話の筋そのものが複雑なことに加え、それをうまく読者に説明しきれていないというか。もうちょっとすっきりと書けないものか。登場人物が魅力的なので、その魅力で読み進められている感じ。

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2011/07/17

うーん、前作の方がよかった、かも。人物設定の新鮮味がなくなる分、シリーズ化するとそれを上回る魅力を盛り込まないといけないのが大変ですよね。あと、犯人が「狂っている」という動機付けは余り好きでなかったり。

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2011/02/08

「緋色からくり」の続編。おせっかいな性分が災いして事件に巻き込まれていく緋名と仲間たち。 事件は大門屋の美人姉妹の妹およしが何者かに殺されたことから始まった。10年前に起こった神隠し事件。座敷牢に閉じ込められた旗本の娘彩。 絡みあった因縁をほどきながら真相に迫っていく緋名。 陰惨...

「緋色からくり」の続編。おせっかいな性分が災いして事件に巻き込まれていく緋名と仲間たち。 事件は大門屋の美人姉妹の妹およしが何者かに殺されたことから始まった。10年前に起こった神隠し事件。座敷牢に閉じ込められた旗本の娘彩。 絡みあった因縁をほどきながら真相に迫っていく緋名。 陰惨な事件の裏に隠された人間の心の“闇”が切ない。 今回の作品は人情よりも謎解きミステリーの色合いが濃いのですがラストの幕引に明かされた真相に人間の本性、複雑な性を見せつけられあっ!と驚き胸が締めつけられる。 おまけで猫の大福の名演に拍手。

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2011/07/19

女錠前師の緋名さんのシリーズ二作目。今回は、錠前のあれこれ、よりは、猟奇的な殺人事件に謎が絡み合って、という展開の面白さで読ませられました。色々な伏線が、後から種明かしされてみれば、あぁ、そうだったのか、という具合にあちこちに仕掛けられていて、そこも楽しめたし。ネタばれです。でも...

女錠前師の緋名さんのシリーズ二作目。今回は、錠前のあれこれ、よりは、猟奇的な殺人事件に謎が絡み合って、という展開の面白さで読ませられました。色々な伏線が、後から種明かしされてみれば、あぁ、そうだったのか、という具合にあちこちに仕掛けられていて、そこも楽しめたし。ネタばれです。でも・・・すったもんだの末に、ようやく一件落着・・と来るかと思ったら、最後の最後であれだもんね。うん、私はむしろ、それで納得できた気がするけど・

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