滅びの花園 の商品レビュー
ローマ時代にワープしたバスチアンが皇帝ネロや兵士のマーセラス、世話をしてくれる奴隷のテアと出会い、現代から持ち込まれたチュウリップをめぐって事件がおこる。歴史に基づいた内容が主だがドキドキわくわくもあり、楽しく読み終えた。
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はてしない物語の別話。冒険紀をあまり読まないので、主人公たちに危機がおとずれるたびに、案の定ハラハラして思う壺だなと(^^) ネロについては、ホント皇帝じゃなかったらもっと良い人になれたでしょうね。なまじ巨大な権力を持ったばかりにあんなことに。 最後は哀れでした…。
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- ネタバレ
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最初をちょっと読んだら、見慣れた名前「バスチアン」があり、びっくり。 赤川次郎氏だったので名前を使っただけのユーモアミステリーかとおもいきや、『はてしない物語』のオマージュ(?)でした。 ローマ帝国を舞台にした、バスチアンのその後の話。 ローマ帝国の事実もはてしない物語の世界も壊れていない、素晴らしく読みやすい話でした。 ネロの善悪には考えさせられます。 それにしても、 まさか赤川次郎氏がファンタジー? 読み終わってちゃんと(笑)ファンタジーだったのでやっぱりびっくりしました。 ちなみにチューリップの花言葉は 「博愛」「思いやり」「名声」「恋の宣言」 あとがきではたまたまチューリップにしたというようなことが書かれていましたが… 花言葉としては外れてないと思いました。
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