ヘンテコピープルUSA の商品レビュー
ヘンテコピープルUSA。すごいセンスだと思った。 陽気な白人至上主義者、UFOを信じるコミュニティ、ポルノ映画産業に関わる人々... どうみても社会の異端でありながら、なぜか嫌いになれない、不思議な魅力が描かれています。つっけんどんで人の話を聞かず、常識から見ておかしな人達、だけ...
ヘンテコピープルUSA。すごいセンスだと思った。 陽気な白人至上主義者、UFOを信じるコミュニティ、ポルノ映画産業に関わる人々... どうみても社会の異端でありながら、なぜか嫌いになれない、不思議な魅力が描かれています。つっけんどんで人の話を聞かず、常識から見ておかしな人達、だけど彼らには彼らなりの世界があって、それはなんだかおかしくて切ない。 人間って、どういうふうにもくくれないもんなんだなって思う。人の数だけ人の種類があるっていうか。だから面白い。
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■この本を知ったきっかけ 週刊ブックレビューで紹介されていた。 ■読もうと思ったわけ 週刊ブックレビューで面白そうだったので
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世の中に電波さんはいるわけだけど、電波の受信状況ってかなり文化によって異なるみたいで、いちどしっかりとグルーピングなり系統発生を追ったものを見てみたい、気もする。 電波というよりも、もっと広く詐欺師とか危ない商売とかも含めた本だけど、これも同様かもしれない。早い話が周縁なのだが、...
世の中に電波さんはいるわけだけど、電波の受信状況ってかなり文化によって異なるみたいで、いちどしっかりとグルーピングなり系統発生を追ったものを見てみたい、気もする。 電波というよりも、もっと広く詐欺師とか危ない商売とかも含めた本だけど、これも同様かもしれない。早い話が周縁なのだが、なにが周縁なのかというのは文化によって大きく違うし。売春宿の話を読むと、この人がアジアに生まれていれば普通の人なのに、と思う。 なにか久しぶりに、洋の東西というのを感じた。 著者はだれかと思えばポール・せローの息子だった。 たしかになんともヨーロッパくさい。
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