高知の逆襲 の商品レビュー

木部克彦【著】

2010/11/25

佐賀大学のある理事が紹介してくれた本だ。きっと高知の逆襲本だと思って，すぐに欲しくなった。私のこれからの３年間，「佐賀の逆襲」作戦の教本になるだろうと思い込んで，すぐに入手すべく，佐賀駅の本屋，博多駅の本屋，広島駅の本屋を回ったが，店頭になかった。しかたないので，佐賀大生協に注文。９日かかってようやく納品。

本のカバーには「混迷日本を救う」とある。そうだ。日本を救うのは元気な地方だ。江戸っ子なんちゅうのは，自分で自分を変えることはしない。

この本は私の行動規範になるだろう。カバーを本体に糊付けし，どこでも乱暴にしても持ち歩けるようにした。先ほど，晩酌を後回しにして読んだ。最初のうちはふるさと自慢，歴史自慢，お国自慢が書いてある。我慢。

この本は実践の書に違いない。単なるローカル新聞ネタのような話を我慢して，我慢して読み進めたが，なんと，最後まで単なるお国自慢の書だった。実践書ではなかった。カバーを糊付けしたことを悔やむ。これでは古書店に売ることができない。なんだよ，もぉぉ。１４００円もする。支払いはクレジットだから２ヶ月後。なんだよ，もぉぉ。買わなきゃあよかった。もぅ。