鋼の錬金術師(27) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
セントラル決戦最終章。 縦横無尽のバトル全開の後、静かなる大団円を迎える。 魅力的な敵方(殊にフラスコの中の小人の「一つ目或いは百目タイタン風」デザインは良い意味で気色悪い)、生命に関し軽さと重さが相克する世界観、家族・仲間・共生の価値を高らかに謳いつつも、共生に至るまでの葛藤・憎悪の連鎖の克服の厳しさ、時折挟まれる切れ味鋭いギャグに加え、ラストのエドワードの機転の如く読者をあっと驚かす展開。 そして、ビター・チョコレートのような水島アニメ版とは一味違う、笑顔一杯のラスト。 世評に違わぬ傑作ですが、いやぁ堪能しました。
Posted by
最強の敵を前に、追い詰められるエド。兄の危機を助けるため、アルは扉を開くことを決意する…!!戦いの行方は!?そして、兄弟が辿り着いた答えとは…!?No.1ダークファンタジー堂々完結!!!外伝「もうひとつの旅路の果て」も収録。(Amazon紹介より) 最後の見開きの2ページの言葉...
最強の敵を前に、追い詰められるエド。兄の危機を助けるため、アルは扉を開くことを決意する…!!戦いの行方は!?そして、兄弟が辿り着いた答えとは…!?No.1ダークファンタジー堂々完結!!!外伝「もうひとつの旅路の果て」も収録。(Amazon紹介より) 最後の見開きの2ページの言葉が、この物語を、そしてこの世の「真理」を象徴しているなと思いました。何かを得るために犠牲にしなくてはならないものが必ずある。限りある時間や人やモノの中で、一番良い道、これだと決めた道を選んで生きていく。
Posted by
とうとう終わってしまった・・・。さみしいけどきっちり全部かたがついて、みんな収まるべきところに収まった。グリードの欲が満たされてよかった。セリムも。そして何よりアル!正直元に戻れるとは思ってなかったので本当に嬉しかった。ホーエンハイムとトリシャの会話も。こんなに綺麗にまとまって終...
とうとう終わってしまった・・・。さみしいけどきっちり全部かたがついて、みんな収まるべきところに収まった。グリードの欲が満たされてよかった。セリムも。そして何よりアル!正直元に戻れるとは思ってなかったので本当に嬉しかった。ホーエンハイムとトリシャの会話も。こんなに綺麗にまとまって終わる漫画ってあまりないんじゃないかと。出会えてよかったです。また何度でも読み返したい。
Posted by
1-27巻まで無駄がない。 ジャンプの漫画みたいに無理やり引き伸ばさずら人気のまま綺麗に集結した作品。 大佐が好き。 ホークアイ中佐も好き。 敵役だけどブラッドレイもかっこいい。 なぜいまさらレビューを書いたのかというと、金髪ロン毛エドをジャニーズの子がやるの、ないやろ…な...
1-27巻まで無駄がない。 ジャンプの漫画みたいに無理やり引き伸ばさずら人気のまま綺麗に集結した作品。 大佐が好き。 ホークアイ中佐も好き。 敵役だけどブラッドレイもかっこいい。 なぜいまさらレビューを書いたのかというと、金髪ロン毛エドをジャニーズの子がやるの、ないやろ…ない…と打ち震え。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最終巻です。 最後は少年マンガらしく、仲間の力を借りながらエドが完勝します。ラストも清々しくハッピーエンドとなっています。久々に大人買いをした漫画でした。10冊くらいまとめて買って次が気になって一気読みする幸せったらないです。またこのような漫画に出会いたいな。出会えて良かったです。ありがとう。
Posted by
綺麗に最後まとまった感じ。しかし、使えなくなっていいの本当に? ってのは思った。 だって知識があっても使えないんじゃ…とかとか。 でも面白かった!
Posted by
弟所有の漫画。 面白かった。 出版日:2002年01月22日~2010年11月22日(27巻)
Posted by
アニメを視聴後、原作はこの最終巻のみ読んでみた。評判通りほぼアニメと同じストーリーで安心して読み進められるが、アニメの方が好きかな。 巻末におまけ小話が意外とたくさんあり、お得感あり♪
Posted by
長編ながら、最初から最後まで綺麗に芯が通っていて、伏線や人物同士の関係の築き方などが非常に緻密に組み立てられている名作。 ストーリーがしっかりした上で、ギャグやキャラクター・カップリング萌えが充実しているので、全方面から楽しめる。 何度も読み返したい。
Posted by
名作だといろんな人(宮部みゆき等々)が言うので、読み始めたら、久しぶりに手強いマンガだった。手強さで言えば、萩尾望都「ポーの一族」級である。 あらすじや世界観はとうてい一言では語れないので割愛する(^_^;)。 このためだけでは無いのだが、インターネットカフェに6回ほど通って...
名作だといろんな人(宮部みゆき等々)が言うので、読み始めたら、久しぶりに手強いマンガだった。手強さで言えば、萩尾望都「ポーの一族」級である。 あらすじや世界観はとうてい一言では語れないので割愛する(^_^;)。 このためだけでは無いのだが、インターネットカフェに6回ほど通ってしまった。科学と魔法、等価交換の法則によって物質を凡ゆる物に変化させるだけではなく、生命をも「賢者の石」に集約し、更にはそれを元手に世界を統べようとする試みは、実はマンガの中ではなくて、資本という運動として現実世界でも貫かれていることを、幼い読者はいつの日にか知ることがあるかもしれない。 それならば、最終巻で語られる「等価交換を否定する新しい法則」も、現実世界にはあることを、やがて読者は知ることが出来るだろう。人間という生き物が持つその不思議な「能力」のことを。それがいわゆる「価値」がこの世界で無限に増えている源泉なのだと言うことを。 いや、作者はそこまでの意図を明確に持って描いたわけでは無い。けれども、こういうマンガが成立すること自体が、既に「等価交換」を否定していると思うのは、私だけだろうか。 2014年10月16日読了
Posted by