聖なる花嫁の反乱(ソフトバンク)(6) の商品レビュー

紫堂恭子(著者)

2011/03/24

いよいよ、新パートに。
今までの旧パートが、「亡国の御使いたち」で、新パートからは、別の副題がつくのかと思っていたけど、そんなことはなく、そのまま続巻が出てきました。

ちょっとパターン的には、「オリスルートの銀の小枝」に似ている感じかなぁ。女装なところが。しかし、いくら美しくても、声出せば、さすがにばれるだろうと思います。
身を清めるために声が出せないとかにしたら、自然だったのに……やりにくいか？

お話の方は、そろそろ中盤の「転」にはいった感じです。
いろいろな謎が、だんだんあきらかになっていく様子は、読んでいておもしろいです。

2011/03/09

やっと、完全新作は嬉しいですねぇ。それにしても、エリセの花嫁はともかく、リオンまでって…謎が見えてきたようでまだ先は見えない、次も楽しみですね。

2011/02/20

ドラマチチックファンタジー。神に捧げられるという花嫁エリセ。それを助けようとして故郷から追放されてしまう恋人リオン。エリセは追放されたことを知って故郷から飛び出しリオンを助けに行く。花嫁はなぜ捧げられるのか。とにかく続きが気になります。エリセがパワフルで気持ちがいいです。

2010/11/28

　辺境警備に並ぶ紫堂恭子のツートップ！と個人的に思っている作品。この作品で一番興味をひく人物はヴァンだなあ。口八丁手八丁で、両陣営からできるだけ高く報酬を得ようとするあたり、彼はベテランの冒険者で、その貪欲さ、バイタリティにすごく好感がもてる。

　巻末に作者がこの世界がRPGだったらというおまけマンガを載せているけど、むしろTRPGの一プレイヤーとしてこの世界を歩いてみたい……、そう思わせる程、世界観の構築がうまい作者だよね。

2010/11/17

連続6ヶ月リリースの最終。
正真正銘の新作の単行本です。

ところで、表紙の美女は誰よ?!
(もちろん、エリセじゃない方)

答えは本編を読めば分かるんだけど、オビのアオリで読まなくても察しのいい人なら分かるだろうなぁ。
と言うか、前巻からの流れを考えれば一人しかいないんだけど。

あれ、そう言えば。
こっちにはWeb文庫版て存在するのかな？