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ゆうきまさみ年代記 の商品レビュー

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11件のお客様レビュー

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2022/10/26

画業30周年自薦漫画作品本+α。 熱心なフォロアーではないため、選ばれた作品に対して理由を察することもできなければ、これぞと得心することもないが、懐かしむことはできる。作品だけではなく、当時というものを。 小松左京との対談記事(1988年)は一見の価値ありと覚える。小松左京氏の...

画業30周年自薦漫画作品本+α。 熱心なフォロアーではないため、選ばれた作品に対して理由を察することもできなければ、これぞと得心することもないが、懐かしむことはできる。作品だけではなく、当時というものを。 小松左京との対談記事(1988年)は一見の価値ありと覚える。小松左京氏の著作は読んだことがなく、近年ようやく『首都消失』を読んだ。感じたことはまず、技術に対する造詣の深さ。最新を追っている印象があった。対談記事にもそれは見受けられる。 高田明美氏描く鉄腕バーディ。時代を先取りした逆バニーである。 荒俣宏との対談では、ゆうきまさみの腰が引けてる観がある。本人とニアミスした経験からすると、長身かつ強面ゆえの威圧感が、荒俣氏にはある。 苦手なのか嫌いなのか威圧されたのか。『帝都対談』と題されているが、そんなふうでもありやなしや。なんで対談が実現したんだろう。 とり・みきとの対談。WSIIIのシナリオを担当したゆえに、漫画、アニメと怪獣ものの相性の悪さが話題になっている。わかる気がする。 出渕裕氏の扱いがひどいw 庵野秀明との対談。積んでいたため忘れてしまったが、そもそもこの記事のために本書を入手したおぼえがある。押井守についてぐぐっていたら庵野秀明との対談を見つけ、そこから・・・というカンジ。 庵野氏のバーディに対する執拗な問い。気持ちはわかる。度重なる中断リブートで、折れてしまったから。2022/10頃、Twitterのタグ『#このシーン嫌いな人いない説』でシン・ゴジラの対策班結成のシーンが執拗に流れてきて、ふと、庵野監督はゆうきまさみをなんらかのかたちでリスペクトしているのではないかと思うようになった。好きな作家であるようなので、なにがしか影響はあったのであろう。パトレイバーは一時期仮想敵であったという。 締めは出渕裕。非常に親しい間柄のようで、ヘッドギアのコアはこの二人なのだろうと思わせる。

Posted byブクログ

2018/09/11

今までの著作から、各作品1話ずつ収録したベスト盤的な内容。 なつかしいなぁ、と思ったけれど、彼の著作をずっと呼んてきている読者には必要ないと思います。 巻末のオールスターキャストの読み切りマンガを読みたい人、インタビュー記事や表紙が欲しい人は買いです。

Posted byブクログ

2012/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ゆうきまさみ先生の、画業30周年記念本です。 緻密なSF設定にゆる~い日常、うごめく政治的な思惑…… 大好きな作家さんです! ただ、この本に関して言えば、値段の割に、収録されてる漫画・対談はほとんどが再録。しかも長編ものも1エピソードをぽんと入れてるだけのものも多いので、ファンアイテムとも入門書とも言い難いです。さらに言えば、対談記事の字が小さすぎる……(;´Д`A ``` 巻末に、キャラクター総登場の16P描き下ろしマンガが載っているのだけが救いですね。ちなみに、この描き下ろしマンガ「究極超人あ~るEVOLUTION」は、ファンにとっては感涙モノの内容です!!

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2012/04/26

 中身はまぁどうってことないのですが,小松左京との対談が凄い。というか小松左京が凄いw 庵野秀明とのやりとりもなかなか。  ゆうきまさみはジャジャグルを代表作だと認識して欲しいのかなぁと思ったり。サンデー的ラブコメに対するひとつの回答としてはありだと思いますが,やはりこの人の本質...

 中身はまぁどうってことないのですが,小松左京との対談が凄い。というか小松左京が凄いw 庵野秀明とのやりとりもなかなか。  ゆうきまさみはジャジャグルを代表作だと認識して欲しいのかなぁと思ったり。サンデー的ラブコメに対するひとつの回答としてはありだと思いますが,やはりこの人の本質はSFにあるような気がするんですけどね。個人的には。  バーディーをどう収束させるかで,今後の評価が定まる気がします。

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2012/01/17

作者が選んだ各年代の作品と過去の対談記事、解説記事や 寄稿、書き下ろし記念短編を集めた記念本。 昔から追いかけているファンの方はすでに読んだことのあるものが ほとんどでしょうが、個人的には楽しめました。 惜しむらくは過去の対談記事は雑誌をそのまま縮小しているので、 ちょっと読みに...

作者が選んだ各年代の作品と過去の対談記事、解説記事や 寄稿、書き下ろし記念短編を集めた記念本。 昔から追いかけているファンの方はすでに読んだことのあるものが ほとんどでしょうが、個人的には楽しめました。 惜しむらくは過去の対談記事は雑誌をそのまま縮小しているので、 ちょっと読みにくい所。 しかし、これを読んでいると各作品を読み返したくなるなあ…

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2011/09/25

本書は、ゆうきまさみ開業三十周年を記念して、著者が各年代の代表作から選んだ作品集である。 新作は描き下ろしの「究極超人あーるEVOLUTION」のみ。買う前にアマゾンのレビューを読んだ時、コストパフォマンスが悪いという意見があったが、ファンなら損はないと思う。(本当かいな) ...

本書は、ゆうきまさみ開業三十周年を記念して、著者が各年代の代表作から選んだ作品集である。 新作は描き下ろしの「究極超人あーるEVOLUTION」のみ。買う前にアマゾンのレビューを読んだ時、コストパフォマンスが悪いという意見があったが、ファンなら損はないと思う。(本当かいな) 対談では鉄腕バディーがあと五、六巻で終わると言っているのが気になる。 過去の対談が再録されているが、雑誌サイズをそのまま縮小したせいか、字が細かくて読みづらい。小松左京や荒俣宏との対談は内容が面白いだけに残念である。また過去の再録だけでなく、今の対談や寄稿をもっと増やしてくれると、もっと良かったと思う。

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2011/05/11

ゆうきまさみ先生30周年記念本。 懐かしのキャラクターがわんさと出てくる書き下ろし漫画、高田明美先生のピンナップ、庵野監督との対談、出渕裕先生の寄稿以外は再録で、古くからのファンとしては「ほとんど既読だよ!」と思わず叫んでしまいました。 もちろん今では手に入りにくい作品ばかりです...

ゆうきまさみ先生30周年記念本。 懐かしのキャラクターがわんさと出てくる書き下ろし漫画、高田明美先生のピンナップ、庵野監督との対談、出渕裕先生の寄稿以外は再録で、古くからのファンとしては「ほとんど既読だよ!」と思わず叫んでしまいました。 もちろん今では手に入りにくい作品ばかりですし、どの話を作者が選んだか、という点は興味深かったですが……。 高橋留美子先生、新谷かおる先生、小松左京先生、荒俣宏先生、とりみき先生との対談再録はレアです。 アッセンブル・インサートはまた続きを読んでみたいですね。

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2011/01/04

各作品から、作者自身が選んだエピソード1~2話を収録しています。掲載順なので、絵柄や画題の変遷などがよくわかりました。 高橋留美子、新谷かおる、小松左京、荒俣宏、とり・みきとの1989年の対談も収録されていて、当時の雰囲気がよく出ています。

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2010/12/18

ゆうきまさみさんを初めて知ったのは『月刊OUT』の頃。 まだゆうきさんがアニパロを描いてた時期ですね。 シンプルな描線とギャグのノリや間、 そして画面のほどよい「白さ」。 何とも心地よい読み味を持った作家さんだと思っていました。 今やすっかりメジャーな作家さんに。 描線はずい...

ゆうきまさみさんを初めて知ったのは『月刊OUT』の頃。 まだゆうきさんがアニパロを描いてた時期ですね。 シンプルな描線とギャグのノリや間、 そして画面のほどよい「白さ」。 何とも心地よい読み味を持った作家さんだと思っていました。 今やすっかりメジャーな作家さんに。 描線はずいぶん洗練され、お話もハードになりましたが、 持ち前の雰囲気があまり変わらないのが嬉しいです♪ もう画業30年にもなるんですねー。 いろんな作品のダイジェストと共に30年を振り返る一冊、楽しめましたw。 巻末の描き下ろし、ファンにはたまりません。 せっかくの30周年記念刊行だというのに インタビューなどに再録が目立ったのが残念。

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2010/12/10

開業30周年記念!巻末の書き下ろし(なんとあ~るくん!)以外はほぼ再録です。 ファンならご祝儀って事で買いです! バーディが女ネウロに見えて仕方がない(笑)

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