宵 の商品レビュー
昔の文体なので分かってはいたものの読みづらい… 樋口一葉の十三夜は、そういう時代なのかもだけど胸くそ悪い。国木田独歩と森鴎外もの悲恋で悲しい。
Posted by
樋口一葉「十三夜」 国木田独歩「置土産」 森鴎外「うたかたの記」 「うたかたの記」はちょっとよく分からなかったが、十三夜と置土産はしみじみよかったなー。
Posted by
樋口一葉のモラハラ夫話は今だと別の展開になるのだろうが、当時の世間や家の制度だとこうなるのが現実なんやろね‥55/100
Posted by
「十三夜」 なんと悲しい。 辛い苦しい。 違う人生を選べたかもしれない。 そう思うと、切ない。 「置土産」 なぜ言わぬ。 この、日本人の奥ゆかしさ。 秘める民族。 察する民族。 そこが美しいのだけれど、現実的にはつい、なぜ言わぬ!と思ってしまう。 吉次の置き土産の櫛も、世話にな...
「十三夜」 なんと悲しい。 辛い苦しい。 違う人生を選べたかもしれない。 そう思うと、切ない。 「置土産」 なぜ言わぬ。 この、日本人の奥ゆかしさ。 秘める民族。 察する民族。 そこが美しいのだけれど、現実的にはつい、なぜ言わぬ!と思ってしまう。 吉次の置き土産の櫛も、世話になっている叔母に所望されればあげてしまう。 お絹は気づいていただろう。 それが、吉次からのものであったということに。 「うたかたの記」 不思議な運命の出会い。 夢の中で何かに導かれているかのように、二人は彼女の過去の場所を辿っていく。 絡まっていた糸が、不意にぐいと引かれたかのように、少女は湖に墜ちる。 異国の地で、幻想的な悲劇だ。
Posted by
樋口さんって24歳で亡くなってるんだけど、実際作品を雑誌に発表し出したのは19歳からで なかでも名作をバンバン出し始めたのは亡くなる一年前からで、「奇跡の一年」って言われてるくらいなんだけど、 その短い一生に何があって、その時時にどんな作品を書いて、どんな風に変化していったの...
樋口さんって24歳で亡くなってるんだけど、実際作品を雑誌に発表し出したのは19歳からで なかでも名作をバンバン出し始めたのは亡くなる一年前からで、「奇跡の一年」って言われてるくらいなんだけど、 その短い一生に何があって、その時時にどんな作品を書いて、どんな風に変化していったのか が、もぅ 気になって気になって! これから樋口さんの作品読破したろうという次第であります。
Posted by
- 1