本当の自分に出会う旅 の商品レビュー
最初、ガンの女性が出てきて、鎌田先生が出会った患者さんたちの闘病記かと思ったら、予想は裏切られた。 鎌田先生が主催するバリアフリーのハワイ旅行を主軸とした、旅と人生について書かれた本と言うべきか…。 この前に読んだ本が、ある意味暗い気持ちになるものだったから、ここに登場した方々の...
最初、ガンの女性が出てきて、鎌田先生が出会った患者さんたちの闘病記かと思ったら、予想は裏切られた。 鎌田先生が主催するバリアフリーのハワイ旅行を主軸とした、旅と人生について書かれた本と言うべきか…。 この前に読んだ本が、ある意味暗い気持ちになるものだったから、ここに登場した方々のエピソード、そこに寄せられた鎌田先生の言葉にホッと救われる思いも感じた。
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鎌田先生の本で、時々みかけて気になっていたのを、安くなっているのを機に購入。 最初の詩がよい。 のんびりとした、自分の旅に出たくなる。 自分をみつめ、元気になり、自信をつけ、人生を豊かにしてくれる旅に。
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人生にとって大事なことは命の長さではなく、生きていることを喜べることだと思ってきた。(p.117) 視覚障がい者が、「野球観戦をしたい」と言うと、よく驚かれるそうだ。目が見えないのだから、ラジオを聴いていても同じじゃないかと言うのだ。でも、実際は違う。わーっという歓声、その場の雰囲気に包まれて観戦する野球は、ラジオとは全然違うものだ。 たとえば、ハワイでポリネシアンショーを観に行ったとする。目には見えなくとも、太鼓の音や、地を踏み鳴らす音、かけ声、それに歓声。とても臨場感があって、いいショーだったという感想を聞くことができる。ショーのあと太鼓にさわらせてもらえたりすると、実感が広がる。 彼らは、そうやって、見る代わりに聞くこと、さわることで目の前のことを感じるのだ。(p.178)
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障がいがあっても、病気に冒されていても、目標を持ってやりたいことをやる、そういう人たちの手助けもされているんですね、鎌田先生。筋ジスで20歳くらいの命と言われて、50歳でイルカと泳いだ人、ふたりとも何度かのガンを乗り越えて、ハワイで金婚式をあげた夫婦。知らないところへ行って、きれ...
障がいがあっても、病気に冒されていても、目標を持ってやりたいことをやる、そういう人たちの手助けもされているんですね、鎌田先生。筋ジスで20歳くらいの命と言われて、50歳でイルカと泳いだ人、ふたりとも何度かのガンを乗り越えて、ハワイで金婚式をあげた夫婦。知らないところへ行って、きれいな風景を見る、食べたことのないものを食べる、やったことのないことをやる。すべて免疫力アップにつながり、ガンが小さくなった人や、高齢で要介護5だった人が3にまで回復されたとか、まさに病は気から。「人生にとって大事なことは命の長さではなくて、生きていることを喜べることだ。」ずしんと心に響きました。
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病に冒され、障害を抱え、とても希望など見出せないと思える状況にあっても、思い切って一歩踏み出すことで自分なりに人生を輝かせることが出来る~著者の熱い思いが伝わってきた。
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購入者:清水(2010..11.13)返却:(2010.12.9) タイトルをみて購入しましたが、僕の思っていた本とは違いました・・・障害者や闘病中の方が、旅行(近場、遠出)することで、生きる目的を見つけ、人とふれあうこと、知り合うことで勇気、希望を持つようになる。さらに、病状まで軽度になっていく。障害者の方たちに負けないよう小さな感動、出会い、希望を持って過ごさないといけないと感じました。 貸出:桑畑(2011.2.8)返却:(2011.2.17) 病気になった時に内にこもるのではなく積極的に外に出る。旅に出る。そういう行動が免疫力を高め、病気をも治していく。科学では計り知れないものがそこにはあると思います。夢や希望を持って生きていくことの大切さを改めて感じました。 貸出:水戸(2011.9.23) 私も清水さんと同じく、最初タイトルを見て手に取りましたが想像していた内容ではありませんでした。しかし旅がきっかけとなり、病気が軽くなったり、生きる楽しみが出来るというのは素晴らしいと思いました。 私も旅行が好きですが、自然と旅行する事で癒されてるのかもしれないと思いました。
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