ポッチのかんがえてること の商品レビュー

牛窪良太【絵・文】

2022/03/20

犬の視点で描かれている絵がいくつかあります。そのページのリアクションが良かったなと感じました。
話の内容はそこまで理解している様子はありませんでしたが、後から読み返している子は、看板やノートの落書きなどに注目して楽しんでいました。

2022/01/19

４歳〜。犬の視点と飼い主の視点とが交錯する構成が個性的。
１２歳の老犬と、老病とはほぼ無縁な７歳男子の関係性を描く。
ペットと人間とでは年齢の重ね方のスピードが大きく異なり、その結果、実はそう長くはない時間を共にはできないということを大人は当然知っているけれども、大伯子どもはそうではないない。
でも、この点は子供にとってこそ、重要なことだと思う。
この事柄をテーマとして扱う絵本はこの本だけではないだろうか。
自分の経験を思い出す大人も多いと思う。
そして、ポッチがかわいい！

2016/09/12

作者の自己紹介が面白い！ 心はいつまでも7歳のままで。そのくせ老眼にオロ…となっているのだとか（笑） こんな人とお友達になってみたい。

2013/07/29

【経緯】
久しぶりに図書館で。

【書き出し】
ポッチはイヌの12さい。
ぼくはニンゲンの7さい。
いま、ポッチはぼくをじっとみあげて、ウンチをしている。
なにをかんがえているのかな、ポッチって？

【感想】
絵の書き込みがいい。
最後、老衰で死んで終わるんじゃないかって疑いながら読んでしまった。

【共感】
犬って可愛いフォルムからは想像しにくいけど、しっかりと老衰していくんだよなぁ。
わたしも覚悟せねばなるまい…

2011/05/05

第55回西日本読書感想画コンクールの指定図書（低学年）

この作家さんは、ほんとうにイヌだったのかもしれない。
我が家の老犬くんは、
〈なにかんがえてるのかな？〉
ポッチの目でみた世界のページに、なるほどー。

画面のあそび部分に、むふふ。となります。