金欠の高校生がバフェットから「お金持ちになる方法」を学んだら の商品レビュー
金銭欲の強い高校生・刻斗が、ひょんなことから経済史を司どる少女・ユノとともに、チューリップバブルに沸き立つ17世紀のオランダに迷い込む。そこから、第一次大戦後のドイツのハイパーインフレ、1929年アメリカのウォール街の大暴落、学生時代のバフェットとの出会い、日本のバブル経済......
金銭欲の強い高校生・刻斗が、ひょんなことから経済史を司どる少女・ユノとともに、チューリップバブルに沸き立つ17世紀のオランダに迷い込む。そこから、第一次大戦後のドイツのハイパーインフレ、1929年アメリカのウォール街の大暴落、学生時代のバフェットとの出会い、日本のバブル経済....と、経済史の主な出来事ともいえる時代を渡る。痛い思いをしても人は忘れてしまう。お金持ちになる方法として大切なルールは、「絶対に損をしないこと」「それを忘れないこと」の2つしかないのに。 根本的なスタンスみたいなところを釘刺して注意を促すような、それが難しく構えずラノベのように軽く読めるような文面だった。
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自分はバブル時代を経験していないが、きっといつの時代でもチューリップなり土地なり対象は変われど同じ事が起こっていたんだろう。ミスターマーケットの言葉には気をつける。
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さらっと読めて、ひと通りの経済史が分かる本。 ストーリーも難しくなくわかりやすい。 時折触れられる「本当の投資とは何か」「お金とは何か」という問いかけが面白い。それらの問いかけは今後も考えていくべきことだと思う。 経済や投資への興味のとっかかりとして読めるかもしれない。
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2012/05/13 事実だけなら20Pぐらいにまとめられそう。 バフェットの話で覚えておきたいことw 1.損をしないこと 2.1を守ること やっぱもし◯◯系は読むの面倒やわ。
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二番煎じ感が否めないが、意外と面白い作品でした。各時代の金融危機をサラっと触れるにはとてもいいかも。これを読んで詳しく知りたいと思わせてくれる作品でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
オランダのチューリップバブル ドイツのハイパーインフレ ウォール街の株大暴落 日本のバブル崩壊 サブプライムローンの破綻 それらのストーリーと対比してバフェットの投資哲学がちょこっとだけ出てくる。 これによって投機と投資の違いを暗に伝えてくれる。 いつの時代も、ありもしない価値を信じ続ける人達によって盲信的に、物や株の価格があがっていく。 しかし、人は創造されていない価値を消費することはできない。 ちょっと考えれば土地や物の値段が上がり続けることなんてないと分かるのに。 実態がないのに、その物の未来の価値を取引することによってこれらは引き起こされた。 そして、印象的だった言葉が、 「金融の記憶はほんのわずかしか残らない。」 だから何度でも泡沫経済の持つ狂騒に人々は駆り立てられると。 おそらくアジアの新興国でも同じようなことが起こるだろう。 その時に"ミスターマーケット"に振り回されずに、本当の価値を判断できるようになりたい。
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不思議な力を持った少女が「経済史のねじれ」を修復していく物語で、ラノベ風のブックカバーからもわかる様に、読みやすい書き方でした。が、バフェットや、株式投資について勉強したい方にはあまりお勧めできません。 ただ、経済史の中でおきた様々なイベントについて「経済史のねじれ」として取り扱...
不思議な力を持った少女が「経済史のねじれ」を修復していく物語で、ラノベ風のブックカバーからもわかる様に、読みやすい書き方でした。が、バフェットや、株式投資について勉強したい方にはあまりお勧めできません。 ただ、経済史の中でおきた様々なイベントについて「経済史のねじれ」として取り扱われている一つ一つの出来事は、知っておいたほうがいいかもしれないことだと思いました。比較的さくさく読め、ストーリーの展開も面白かったです。投資やバフェットさんについて知りたい方は、読んでみてもいいかもしれません。
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