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医薬品メーカー 勝ち残りの競争戦略 の商品レビュー

4.2

17件のお客様レビュー

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2019/01/31

これから製薬業界に浸かるものとして、非常に勉強になった。10年前の書物だが、基本は変わらないし、役に立つ。

Posted byブクログ

2013/05/06

面白い。 ちゃんと事実を述べているのではなく、データを元に仮説、検証、結論と、分析がされている。 難しいかとおもったが、ちゃんとわかりやすく図で説明しているので、読みやすい。 製薬業界の研究をしたい方々にはぴったし!

Posted byブクログ

2012/05/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前半はメガファーマが生活習慣病偏重型を脱して今後勝ち残るための戦略を、成功した外資製薬をロールモデルとして検討する。 具体的にはUnmet Medical Needs特化で成功したRoche、事業多角化で成功したNovartisと、エーザイ・アステラス等日系企業のファンダメンタルズ比較など。 後半はOTC、GE市場の拡大と、日系同企業が勝ち残るための戦略を検討。 変革の激しい医薬品業界の問題点とプレーヤーごとの特徴、スタンスなどが良くまとまっていると感じた。ビジネスサイドから医薬品を考える上で教科書的な一冊。

Posted byブクログ

2012/02/26

2010年問題と医療費抑制政策を背景に、新薬メーカー、GEメーカー、OTCメーカーが、どのような差別化戦略をとっているかが具体的にかかれている。 具体的な医薬品名や事業が取り上げられており、医薬品業界の全体像とその中身がきっちりつかむことができる。

Posted byブクログ

2011/12/15

医薬品業界を俯瞰的に知るには最良の本だと思う。少なくともこの本に嘘は書かれていない。 著者の伊藤教授が元々会計学系の人なだけあって、IR資料を中心とした公開情報に基づいた数値的な分析が各所で行われている。数字をきちんと使った分析で裏付けられた主張は、そこらの主観的に書かれた業界本...

医薬品業界を俯瞰的に知るには最良の本だと思う。少なくともこの本に嘘は書かれていない。 著者の伊藤教授が元々会計学系の人なだけあって、IR資料を中心とした公開情報に基づいた数値的な分析が各所で行われている。数字をきちんと使った分析で裏付けられた主張は、そこらの主観的に書かれた業界本より遥かに有益だと思う。ただ、後半のGEやOTCに関する分析はやや無理があったように思う。 学生が分担して記述した本だけあって、全体的に字数を無理に稼ごうとした形跡が見られる。例えば3ページ使って説明した内容に対して、「ここまでの内容を纏めると・・・」と言ってページの半分ぐらい使って同じ内容を繰り返す、といった形で、ページを無駄に消費している。これがなければ本の厚さは三分の二ぐらいには薄くできたのではないだろうか。自分の学生の頃を思い出し、あまり気にしないことにする。

Posted byブクログ

2011/07/25

医薬品産業の昨今の変遷や動向について書かれたもの。 数多くの企業や政府の規制によって動かされる産業であり、大変複雑ではあるが、 とても分かりやすく分類・分析されている。

Posted byブクログ

2011/05/22

生活習慣病領域おける新薬開発の難易度上昇及び医療費抑制を背景とした医薬品メーカー各社の経営戦略及びビジネスモデルの変遷を各企業をケーススタディを行うことにより分析。うまく纏められており、ピッチ作成において一助になると思う。

Posted byブクログ

2011/05/11

2010年の日本の医薬品業界を俯瞰するにはちょうどよい。先発メーカー、ジェネリックメーカー、OTCメーカーの業界について解説されている。だが、業界の深いところまでは記述されていない。

Posted byブクログ

2011/04/27

巨視的に日本産業全体が競争力が低下している中で、医薬品メーカーに絞って課題とどう向き合うかを分析した本です。 医薬品産業は今まさにパラダイムシフトが起きており、各企業もそれに合わせて戦略転換を余儀なくされています。 その震源となるのが、「2010年問題」、「医療費抑制政策」です。...

巨視的に日本産業全体が競争力が低下している中で、医薬品メーカーに絞って課題とどう向き合うかを分析した本です。 医薬品産業は今まさにパラダイムシフトが起きており、各企業もそれに合わせて戦略転換を余儀なくされています。 その震源となるのが、「2010年問題」、「医療費抑制政策」です。これらが元となる問題に対して各企業がどのように対応し、各企業自身が内包する課題にもどのように対応していくのかを解説してくれています。またこの本の主となる問題意識は「外資系の波に日本企業はどう立ち向かうのか」という点です。医薬品産業という窓を通して日本産業全体を俯瞰したい方はぜひ。非常に読みやすいですよ。

Posted byブクログ

2011/10/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

会社上司からレンタル。 これから製薬業界に対して、営業アプローチを予定している方におススメです。 2010年の著書ですが、将来的には2010年当時を知る著書としてもいいかもしれません。 日本製薬企業が、20社以上、キーワードと一緒に登場します。 以下、覚書 アンメット・メディカル・ニーズに特化 ロシュ、エーザイ、アステラス 多角化・新興国市場 ノバルティス、GSK、サノフィ、第一三共 脱・生活習慣依存 ファイザー、メルク、武田薬品 ジェネリック テバ、ランバクシー、沢井製薬、東和薬品、日医工(日医工サノフィ・アベンティス) OTC 大正製薬、ロート製薬、小林製薬、久光製薬 低分子薬→バイオ医薬 ドラッグラグ ブロックバスター 安定供給=上市のスピード 医療原薬(API) バイオ後発薬 チェーン薬局

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