いのちのかぞえかた の商品レビュー
これで最期かもしれないと思いながら毎日を過ごすのは息苦しいけど、残りの人生でできる数に思いを馳せてみると1つ1つの営みが大事に思えてくる。 たとえ100歳まで生きられたとしても、日常的にこなしている所作の残り回数は意外と現実的な数字として迫ってくる。好きな珈琲をあと何杯飲めるだ...
これで最期かもしれないと思いながら毎日を過ごすのは息苦しいけど、残りの人生でできる数に思いを馳せてみると1つ1つの営みが大事に思えてくる。 たとえ100歳まで生きられたとしても、日常的にこなしている所作の残り回数は意外と現実的な数字として迫ってくる。好きな珈琲をあと何杯飲めるだろう。あと何時間眠れる?迎えられる桜の季節は? 生きることは、ほかの命を奪うことでもある。どれぐらいの命を犠牲にすることを前提にこの生が成り立っているか。その数を知ることで思い改める行動もあるかもしれない。 数えることで、限りある生を俯瞰する。取るに足りないと見過ごしてきたことの意味を見つめなおすきっかけを与えてくれる作品。
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生まれてからのいろいろ、人生でどれだけの量の涙を流すのかなど様々な数字を知ることができる絵本。ちなみに生涯に出会う人の数は5万人!絵も素敵だし、一冊家に置いておきたい本かも。
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数値の出し方などが外国っぽいなあと思ったけど日本の本。 一生の間に牛を6頭食べる、などといわれると、いや俺もっと少ないだろとか、そういう楽しさがある。たまにペラペラとめくると癒されるかなあ。
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ある日生まれた女の子が主人公です。女の子が一生の間で経験する様々なことを数を示しながら物語は進みます。 例えば一生分の”まばたき”の数、こんなことは普段は意識したこともないことです。 数字化することで全ての事が大切に思えてくるということだと思います。人生を大切に生きること、無駄こ...
ある日生まれた女の子が主人公です。女の子が一生の間で経験する様々なことを数を示しながら物語は進みます。 例えば一生分の”まばたき”の数、こんなことは普段は意識したこともないことです。 数字化することで全ての事が大切に思えてくるということだと思います。人生を大切に生きること、無駄ことはないことを示してくれる絵本だと思います。
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人生を具体的な数で表すとこうなるのかぁというかんじ。男の人の方が女の人より嘘をつく数が多いのには笑えた。
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