まどれーぬちゃんとまほうのおかし の商品レビュー

小川糸【文】,荒井良二【絵】

2023/09/02

ヴィクトリアサンドイッチケーキをこの前行ったカフェで見つけたのですが、この本を読んでいたら食べていただろうなぁ。
卵と牛乳と蜂蜜と小麦。出てくるお菓子に使われる材料は、ほぼこの4つ。その素朴さがいいなと思いました。

メルヘンなんだけど、両親が喧嘩して別居状態という、ちょっぴりリアルなところが、小川糸さんらしいなと思いました。

2016/11/27

小川糸さんの童話ということで読みたくなった
食べ物の話はいいですよねえ
荒川良治さんの絵はやはり秀逸
いろいろ悩んでいる人
お菓子を作ることで前へ
ただ無理やりつなぎ合わせた感が……
≪　マドレーヌ　まほうのおかし　みんなでね　≫

2014/11/04

わたしがこの話で一番心にのこった所は、「ひんやりすてきなミルクセーキ」です。まどれーぬちゃんはお父さんやお母さんとはなればなれになります。とてもかなしいだろうなと思います。でも、まどれーぬちゃんはろばあちゃんといっしょにくらして、ろばあちゃんのたんじょう日にミルクセーキを作ってあげました。つらい時にもそれをのりこえて、やさしい気持ちをわすれないまどれーぬちゃんは、とてもりっぱだと思いました。

2013/04/17

おいしいものは人の心を動かす。
食堂かたつむりにそんなところは通じているように思う。
とても可愛らしい話。
まどれーぬちゃんの可愛さ、健気さは胸が痛むほどだった。

2012/07/29

小川糸らしい、食べて、幸せになるはなし。
もうひとひねりあってもよかったかな〜
前半、ただのお菓子作りでこのままおわるのかと思ったし(￣▽￣)

2011/11/09

子どもはちゃんとわかってる。子どもには子どもなりの哀しい辛いがちゃんとあるんです。それを誤魔化さずに表現している本だと思いました。

2011/07/28

マドレーヌちゃんはお父さんお母さんとはなれて、ロバのろばあちゃんと二人、町のはずれの小さな家で暮らす事になりました。学校から帰ると、マドレーヌちゃんはろばあさんのお手伝いをしたり、お菓子を作ったり。はじめは、自分でお菓子が作れるなんて！とびっくりしていたマドレーヌちゃん。春からはじまり、１年を通してマドレーヌちゃんはいろんなお菓子作りをろばあちゃんから教えてもらいます。そして、奇跡がおきたのです。喧嘩をしていたママとパパが、マドレーヌちゃんの作ったお菓子を見て、また愛し合っていた時のことを思い出してくれたのです。

2011/05/05

読んでほしい人：本を読むのが楽しきなってきた子
　　　　　　　　子どもの場合は小学2～3？
　　　　　　　　ほっこりしたい人

荒井良二さんの絵が好きで、手に取った本。
小川糸さんの文章を、荒井さんの絵で表現・装飾がすばらしい！！

まどれーぬちゃんが作るものの材料が具体的（分量ではなく）で
けっこう好きです

比較的文章のボリュームがあるので、本を読みなれた人や
各章ごとにゆっくり読むといいかも

絵が・・いい☆

2012/10/04

小川糸さんと荒井良二さんの児童書！！
って期待してたけどたいしておもしろくなかったな〜

絵はすごくかわいかった！

まどれーぬちゃんがめんどりや牛や蜂の隣人の物質的な助けや
ろばあちゃんの指導をうけて
お菓子作りに目覚めていって
最終的に別れて暮らしてるお父さんお母さんを仲直りさせる話

お菓子って牛乳と卵と蜂蜜（お砂糖）があればできるんだなー

2011/08/06

小学２年生に連載されたお話だけど、小川糸さんのことだから、お菓子の作り方も出来上がっていく様子も楽しめる。荒井良二さんの絵もかわいい。わけあってお父さんとお母さんと離れて暮らしているというのがいまどきだ。まどれーぬちゃんの頑張りとお菓子の力に拍手！