BIOHAZARD archives(2) の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
バイオに限らずクリーチャーが好きで(4のメンデスのデザインなど最高だと思う。)、彼等のラフや初期案などを期待して購入したが間違えた。設定資料集を買うべきだった。 とはいえ当初の目的は達せられなかったもののバイオ好きには満足度が高い内容だった。 また、40ページ程ではあるが、ビジュアルワークスも掲載されており満足。 敵案の多彩なスケッチを眺めていると自分もクリーチャーを描きたくなる。産みの苦労もあれど開発の方は楽しかっただろうな。 初期案ボブヘアのエクセラもしっくりくる。 一番の驚きは4の武器商人がガナードだったこと。 アーカイブスIIである本書は4、5をメインに解説されており、登場キャラやクリーチャーは勿論アイテム集、作中のファイルや日記全文まで掲載されている。 (“かゆい うま”が用語集に載ってて笑う。それは用語なのか。) 1〜ベロニカまでは2005年出版のアーカイブスIが詳しいが本書でも簡単にストーリーの紹介があり、用語集、年表も纏められている。 4.5の他、外伝的位置のアンブレラクロニクル、ダークサイドクロニクル、ディジェネレーションについても触れられており、登場人物の関係性や物語の背景がよく理解できた。 本書では2010年のダークサイドクロニクルまでの軌跡を辿ることが出来るが2023年現在、既にナンバリングは8まで出ている。 またアーカイブスⅢが出ることを期待。 7つかそこらの頃、母が1をプレイするのを妹とくっついて見ていたがまさかこんなに長く愛されるシリーズになろうとは。 20年以上の歴史を経て複雑になった物語やキャラクターの関係性を整理することができた。 バイオファンなら手元に置いておきたい1冊。
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