精神科臨床ケースプレゼンテーションの技術 の商品レビュー

飯倉康郎【著】

2011/02/19

本書では医療のみならず対人援助業務に携わる者であれば必ず一度は経験するケースプレゼンテーションについて解説している。内容はごくごく基本的なことだけど、学校では明確に教えてくれないことのように感じた。ケース発表されるケースは聴衆にとっては初めて触れるケースなので、発表者のまとめ方次第で議論の質も変わってくる。その意味ではこうしたプレゼンテーションの仕方をまとめた本はとても有用だと思うし、今後のプレゼンにも活かしていける内容だと思う。

2010/11/17

臨床医やレジデント向けの学会やらで発表する際のプレゼン方法の技術紹介で、具体的な事例やら認知療法については明記されているのがすくない。どちらかというとプレゼン方法のテクニック書。いろいろな事例は出ているが、それらをプレゼンする際にはこうした方がいいとか、そういう内容。