考えて、解いて、学ぶ日本語教育の文法 の商品レビュー
わたしは、テレビを視るとき、字幕を表示して視ています。(音声無しで視るのに便利だからね) すると、例えば、ニュースなどでインタビューを受けて答えている人の発言と字幕が異なっているときがあります。特に格助詞を修正して表示しているのをよく見かけます。 急にインタビューされて、と...
わたしは、テレビを視るとき、字幕を表示して視ています。(音声無しで視るのに便利だからね) すると、例えば、ニュースなどでインタビューを受けて答えている人の発言と字幕が異なっているときがあります。特に格助詞を修正して表示しているのをよく見かけます。 急にインタビューされて、とっさに文法どおり話せというのは酷なので、修正を見るとかわいそうに思ったりするものの、言われたまま表示してしまうと、字幕だけで内容を理解する人が困るから修正せざるを得ないんでしょうね。 で、この機会に格助詞の勉強をしてみました。 この本は、日本語が母語でない人に日本語を教える人などを対象にした日本語文法の本です。 格助詞の項を見てみました。 格助詞は、9つあって覚え方は、「鬼までが夜からデート」だそうです。 つまり、格助詞は、「を、に、まで、が、より、から、で、へ、と」の9つ。 1 ガ格 述語の表す事態の「主体」と「対象」を示す。 2 ヲ格 「対象」と「起点」と「通過点」を示す。 3 ニ格 「場所」、「時」、「到達点」、「相手」、「目的」、「方向」などを示す。 4 デ格 「場所」、「手段・方法」、「原因・理由」、「主体」などを示す。 5 ト格 「任意の相手」や「必須の相手」、「引用」などを示す。 6 へ格 動きの向う「方向」を示す。 7 カラ格 「起点」や「原料」などを示す。 8 ヨリ格 「起点」や「比較」などを示す。 9 マデ格 「到達点」などを示す。 日本語の基本構造は、学校で習った「主語ー述語」の関係ではなく、述語を中心にそれぞれの成分が格助詞によって結ばれる関係になります。その違いをしっかりと理解してください。 だそうです。 改めて確認してみると興味深いものがあります。 本書で例文とともにご覧いただくと、より分かると思いますのでオススメです。
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1:19読了。英語の勉強法の本で「語学がめちゃくちゃ苦手だったチャーチルが学校で母語の勉強ばかりやらされてものすごく母語である英語の使い方がうまくなった」という話(自伝に載っているらしい)を読んで、自分も母語をちゃんとやろうと始めた。改めて買ったが昔大学で使った教科書なのに真面目...
1:19読了。英語の勉強法の本で「語学がめちゃくちゃ苦手だったチャーチルが学校で母語の勉強ばかりやらされてものすごく母語である英語の使い方がうまくなった」という話(自伝に載っているらしい)を読んで、自分も母語をちゃんとやろうと始めた。改めて買ったが昔大学で使った教科書なのに真面目にやらずに売ってしまった記憶がある。とりあえず一周やったが、こういうものは回数をこなすところからだろう。
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日本語教師になったばかりの頃以来、久し振りに「文法」の本を読んだけど、いろいろヒントになることが多かった。
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「日本人のための日本語文法入門」を読んだ後、同じ著者による日本語文法についての本を読みたくなり購入。 目からうろこの本であった。 2回読んだがまた読み直したい。 以上
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