研ぎ師太吉 の商品レビュー
粋や人情を書かせると滅法巧いが、肝心のストーリー展開が中途半端なところで飛びまくり、最後は「なんとなく」終わるというパターンで、消化不良。 最初の頃はこんな感じではなく、ちゃんと大団円まで持って行っていたのに。 江戸の粋を味わいたくて読んでしまうのだけど、ストーリーテラーとして...
粋や人情を書かせると滅法巧いが、肝心のストーリー展開が中途半端なところで飛びまくり、最後は「なんとなく」終わるというパターンで、消化不良。 最初の頃はこんな感じではなく、ちゃんと大団円まで持って行っていたのに。 江戸の粋を味わいたくて読んでしまうのだけど、ストーリーテラーとしての力は今ひとつ。 その粋なところも今作では大盤振る舞いで、食傷気味でした。
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後半ちょっとグダグダしていたような気がする。 拷問シーン長いな〜 推理モノというは人情モノというほうがしっくりくる。 太吉は誰を嫁にするのか少し気になります。
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江戸深川の十兵衛店に住む研ぎ師太吉を巡る人情話&謎解きミステリー。 以前は、武家屋敷で刀研ぎまでやっていた腕の良い研ぎ師の太吉だが、今は長屋住まいで料亭や一膳飯屋、魚屋や青菜の問屋の包丁研ぎを生業にしている。仕事への真摯な情熱と確かな腕前で、大川の東西で名の知れた研ぎ師だ。 そん...
江戸深川の十兵衛店に住む研ぎ師太吉を巡る人情話&謎解きミステリー。 以前は、武家屋敷で刀研ぎまでやっていた腕の良い研ぎ師の太吉だが、今は長屋住まいで料亭や一膳飯屋、魚屋や青菜の問屋の包丁研ぎを生業にしている。仕事への真摯な情熱と確かな腕前で、大川の東西で名の知れた研ぎ師だ。 そんな太吉が、飯屋の親娘のトラブルに巻き込まれ、結局は殺しの真犯人捜しに奔走することに…。 相変わらず、山本の話に登場する江戸下町の町人たちは活き活きして人が良くて義理人情に厚くて、みんな素敵だ。それと情景や人物の心情が、まるで自分がその場にいて一緒に行動しているように、スコーンと伝わってくる。 ただ、今まで読んだ山本の作品と比べると、オヤジの琴線への触れ方がちょっと弱かったかな。なぜだろう。太吉があまりに善人過ぎる??
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江戸深川の長屋に住む、研ぎ師の太吉 突然訪ねてきた若い女が、父親の形見だという包丁を持ち込んできた。 後日、その娘が殺人の疑いで拘束されたという。 疑いを晴らすため、太吉が奔走する 毎度おなじみ江戸人情。 男気のある主人公、それを支える粋な男たち。 安定感はあるけれど、もう飽き...
江戸深川の長屋に住む、研ぎ師の太吉 突然訪ねてきた若い女が、父親の形見だという包丁を持ち込んできた。 後日、その娘が殺人の疑いで拘束されたという。 疑いを晴らすため、太吉が奔走する 毎度おなじみ江戸人情。 男気のある主人公、それを支える粋な男たち。 安定感はあるけれど、もう飽きた感じだなぁ
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いつもの山本作品。 男気のある主人公、それを支える粋な男たち。 読み易さは相変わらずだが、いまいちのめり込めない感がある。
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正直でまじめな研ぎ師の太吉さん 天然記念物のような人です 今の日本に彼のような人は残っているのでしょうか 尊敬するタイプの一人ではあります
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9/28-9/29 たぶん駄作だ。 研ぎ師太吉と殺人事件を 強引に結び付ける発想が理解できない。 研ぎ師として、 その道を追求する物語にしたら 良かったのに。 さらに、 犯人とおぼしき男を、 強引に拷問に仕掛けるなんて 当時の奉行所はしなかったのでは? そのストーリーの無理さ加...
9/28-9/29 たぶん駄作だ。 研ぎ師太吉と殺人事件を 強引に結び付ける発想が理解できない。 研ぎ師として、 その道を追求する物語にしたら 良かったのに。 さらに、 犯人とおぼしき男を、 強引に拷問に仕掛けるなんて 当時の奉行所はしなかったのでは? そのストーリーの無理さ加減に 作者の浅慮が垣間見える。 彼は良くメディアに江戸時代の薀蓄を これ見よがしに話しているけど、 どうなの? 言い過ぎたかな。
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