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ダブル の商品レビュー

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10件のお客様レビュー

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2019/02/22

姿形を変えて復讐の為にかつて自分が所属した組織に舞い戻った男。設定としてはありがちな潜入捜査もの。主人公兄弟の背景は目を背けたくなるほど描かれているが、謎めいた敵役の詳細は曖昧なままで少々物足りない。自分の何気ない所作でかつての友人に素性がバレてしまうなど、これまたありがちだけど...

姿形を変えて復讐の為にかつて自分が所属した組織に舞い戻った男。設定としてはありがちな潜入捜査もの。主人公兄弟の背景は目を背けたくなるほど描かれているが、謎めいた敵役の詳細は曖昧なままで少々物足りない。自分の何気ない所作でかつての友人に素性がバレてしまうなど、これまたありがちだけど切ない場面も良かった。デビュー作ほどのインパクトには欠けるものの、希望の持てるラストは悪くなかった。

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2018/02/24

好きな作家さんの過去作品探訪。弟と元恋人を殺したかつてのボスに復讐を試みる主人公。復讐に生きるのか暴力の中で生きるのか…、主人公の葛藤が興味深い。全編暴力の嵐でこの作者さんを連続して読むのはちと疲れたが、息を呑むストーリー、希望の光さすエピローグは完成度高し。

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2013/07/31

殺された弟と元恋人の復讐のために、顔貌を変え、かつて自分が所属していたドラッグ密売組織に潜入する。 私好みのハードボイルド。面白かった。主人公自身が警察の潜入員であるが、組織の内外に敵対組織の内通者、麻取の潜入捜査員、警察組織への内通者など、あらゆる裏切り者がいて、しかも、組織...

殺された弟と元恋人の復讐のために、顔貌を変え、かつて自分が所属していたドラッグ密売組織に潜入する。 私好みのハードボイルド。面白かった。主人公自身が警察の潜入員であるが、組織の内外に敵対組織の内通者、麻取の潜入捜査員、警察組織への内通者など、あらゆる裏切り者がいて、しかも、組織のボスの神宮まで陰に潜んでいる始末。誰が一体誰なのか、手に汗握る展開で最後まで一気読み。いい意味で別人になりきれない主人公も憎めないし、主人公を潜入員に仕立て上げる女刑事も格好良くてイイ。特に深町作品で描かれる女刑事は、八神瑛子を始めとして、皆格好良くて好みデス。

Posted byブクログ

2012/05/01

どこかで聞いたような設定ですが、スピード感や迫力もあって読ませてくれます。ただ、内容にもう少し厚みが欲しかったのと、終盤がちょっと先を急いだ感があったのが残念です。

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2011/05/29

私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ ...

私の評価基準 ☆☆☆☆☆ 最高 すごくおもしろい ぜひおすすめ 保存版 ☆☆☆☆ すごくおもしろい おすすめ 再読するかも ☆☆☆ おもしろい 気が向いたらどうぞ ☆☆ 普通 時間があれば ☆ つまらない もしくは趣味が合わない 2011.5.29読了 面白いとは思うけれども、特段のことはない。 登場人物のキャラクターが面白いが、今、ノワールも潜入物も、ハードボイルドも、かなりトガった物が書かれているので、印象に残るようなものがない。 ちょっと時間のあるときに、サクッと読むのにお勧め。 神宮探しは、最後の方になって、消去法でこれかなと思ったのが、当たっていました。

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2011/05/03

どんどん引き込まれて一気読み。主人公の立場が途中で大きく変わったのが想定外でよかった。最後はもっと厚みがあると最高。テンポ良く破滅の美学を堪能できます。

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2011/06/14

派手で本格的なハードボイルド。読み始めると止まらない。 人物造形が巧いなぁ・・・ 主人公の妄執もボスの静かな狂気も、女刑事さんの執念も、凄い!

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2011/04/13

■悪を持って悪を征す...。かなりハードボイルドで王道と読んでもいいような作品。どこまでもひっくり返され続けながらラストへ向かう。読み始めると途中で止めるのがかなり辛い展開がずっと続く。 ■主人公が最後に姿を消すことになるので、ひょっとして続編があったりするのかも...なーんて...

■悪を持って悪を征す...。かなりハードボイルドで王道と読んでもいいような作品。どこまでもひっくり返され続けながらラストへ向かう。読み始めると途中で止めるのがかなり辛い展開がずっと続く。 ■主人公が最後に姿を消すことになるので、ひょっとして続編があったりするのかも...なーんて期待をしちゃったぐらいにして。(笑 ■神戸へ飛んで、京都の山奥で仕事してから名古屋へ向かったんだけど、いつも通るルートじゃないので移動中の車窓が楽しくて、読了するまで二日掛かりになっちゃった。名古屋の手前で読了。

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2010/12/19

本格的なハードボイルド作品。 弟と元恋人の復讐を図るため、自分が所属していた組織へ、顔を変え、潜入する一人の男の物語。 登場する人物がそれぞれ男臭く、それがまた良かったりする。

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2010/11/01

感情もあるが、そういうものを凌駕したハードボイルド。主人公のタフガイぶりもいいが、ボスの冷酷な狂気の存在感に圧倒された。

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