企業買収の裏側 の商品レビュー
実用書としては浅く、タイトルにある裏側を語るには、あまりに一般的なプロセスの話。少し古いので、日本がまだM&Aにネガティブなイメージも強かった時期、その引き金にもなった村上ファンドやライブドアの騒動が懐かしい。パナソニックによる三洋電機の買収、JFEの誕生なども語られるが...
実用書としては浅く、タイトルにある裏側を語るには、あまりに一般的なプロセスの話。少し古いので、日本がまだM&Aにネガティブなイメージも強かった時期、その引き金にもなった村上ファンドやライブドアの騒動が懐かしい。パナソニックによる三洋電機の買収、JFEの誕生なども語られるが、そう言えば、そんな時代かという感じだ。 売り手によるデューデリジェンス、セラーズDD、セルサイドDD。売り手が行う表明保証。DCF法の他、時価純資産法や類似会社批准法などの企業価値の評価方法。言葉は並ぶが、実務は解説されない。触りだけである。 M&Aの実務経験は稀有である。また、M&Aは成功率が低く、芸術的な仕事とまで言われる、らしい。相互の組織が融合するというだけでも、様々な問題がありそうなのは、想像できる気がする。勿論M&Aは必ずしも組織合併を前提とはしないが。中小企業が多く、生産性課題もありながら、後継者不足やそもそも労働者不足が顕在化。ここから先、日本企業が如何に合従連衡していくかは、興味のある所である。
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図らずして、M&Aに関わることになり本書を購入。M&Aに関してなんの知見もなかった(ドラマや小説などで触れたこともなかった)ので、入門書として読み始めた。 Amazonやブクログのレビューでは、「あまりに簡単」「一般者向け」ということで批判されていたところも多い...
図らずして、M&Aに関わることになり本書を購入。M&Aに関してなんの知見もなかった(ドラマや小説などで触れたこともなかった)ので、入門書として読み始めた。 Amazonやブクログのレビューでは、「あまりに簡単」「一般者向け」ということで批判されていたところも多いが、入門書としてはイメージをつけやすい十分な内容だと思う。たしかに、専門性を抜くことで可能にした平易な表現・説明には、本書タイトルの「裏側」という表現に則していないかもしれない…笑 M&Aを結婚に捉えて説明することで、関係者やそれぞれのステップの内容、意味合いを理解することに役立った。それぞれの用語を聞いたことがあっても、どのような場面でその言葉が出てくるのか?その意味はなんなのか?わからなかった私としては、大変助かった。 発行が2012年と古いこともあって、若干内容が古いため、身近に感じさせる事例紹介も私のような初心者には「そんなこともあったのかぁ」程度の受け取り方になってしまう。また、事実と著者のアイデア・考えが混在している書き方になっているため、勉強という点では活用が難しいところもあるだろう。 ただ、実際のM&Aではどのような手続きが行われるのか、プレイヤーがどんな思惑をもっているのかをわかりやすく書いており、M&Aへのイメージ醸成には良い一冊だろう。
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M&Aを結婚になぞらえて、易しく説明した本。 一連の流れが、簡単に書いてあるので、さらっと読める。 Amazonレビューは厳しいものもあるが、深さを新潮新書に求めても・・・という気がする。 そもそも結婚になぞらえている時点で、一般人向けなのだから。 次回は、中公新書やちく...
M&Aを結婚になぞらえて、易しく説明した本。 一連の流れが、簡単に書いてあるので、さらっと読める。 Amazonレビューは厳しいものもあるが、深さを新潮新書に求めても・・・という気がする。 そもそも結婚になぞらえている時点で、一般人向けなのだから。 次回は、中公新書やちくま新書あたりで、硬派なM&Aの裏側を読みたい。 [more] (目次) 第1章 ほんとうのM&A 第2章 企業にとってのしあわせ 第3章 出会いはすぐそこにある 第4章 はじまりはお見合いから 第5章 婚約と破談 第6章 身上調査(デューディリジェンス) 第7章 歓迎されないM&A 第8章 いよいよ結婚(正式契約へ) 第9章 大切なのはその後です 第10章 別れの局面 第11章 幸せなM&Aがニッポンを救う
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裏側を語っているかには疑問が残るが、入門書としてはかなり読みやすい。 実務に携わるから勉強したいという人より、何も知らない人が教養的に読むならば最適だと感じた。
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M&Aについて、財務の側面からはわかったつもりでいたけど、法務DDについては全く分かっていなかったので、この本を読み、少しはイメージできるようになりました。
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M&Aについて学びたいことを目的に購読。 結婚と同じなんだと分かった。例えには往々にして無理があることが多いが、いかなる場面にもM&A=結婚と考えて問題ないようだ。 デューデリジェンス,身上調査,DD ブックオフ売却
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日夜M&Aの仕事に携わっている著者が、M&Aとはなにかについて平易に解説することを試みた作品。将来、M&Aの仕事に携わることも視野に入れて、この本を読んでみた。M&Aについて、結婚と類比させる形で解説されており、それなりにイメージをつかむことができ...
日夜M&Aの仕事に携わっている著者が、M&Aとはなにかについて平易に解説することを試みた作品。将来、M&Aの仕事に携わることも視野に入れて、この本を読んでみた。M&Aについて、結婚と類比させる形で解説されており、それなりにイメージをつかむことができた。
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2011/12/25 やっと読みおわった。全体的には広く浅くM&Aについて書かれている。 中小企業のDDは資料が残ってなかったり、法律を全く意識してなかったりするようですな。 自分とこのんもちゃんと考えとかんとな。 株式会社運営の手続きなど重要。
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弁護士としての企業買収の豊富な経験に基づく、新聞などの報道による表からは見えない裏側の駆け引き、裏話。そういった内容を期待して手にとって見ましたが、内容はM&Aに関する基本的な手順の解説が中心でした。手順の解説自体はとてもわかりやすいので、これからM&Aに関わろう...
弁護士としての企業買収の豊富な経験に基づく、新聞などの報道による表からは見えない裏側の駆け引き、裏話。そういった内容を期待して手にとって見ましたが、内容はM&Aに関する基本的な手順の解説が中心でした。手順の解説自体はとてもわかりやすいので、これからM&Aに関わろうとするビジネスパーソンにはお薦めの1冊です。
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経理関係の雑誌で推薦してあったので、かなり期待して読んだからか。企業買収の裏側というほどのものではなかった。 サブタイトルがM&A入門なので、M&Aを知る第一歩としてみると面白いのかも。
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