1,800円以上の注文で送料無料

異形の日本人 の商品レビュー

3

18件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    4

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2011/10/06

最近はマスコミもこういう人々について教えてくれない、他方ネットでは極端な偏見で論ぜられる。異端の人生を知ることのできる良著

Posted byブクログ

2011/05/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 読む前は、いわゆる「部落」の本かと思っていたのだが、部落だけではなく、日本人から見て「異形」である人々を書いた本だった。 「溝口のやり」の執念がすごい。

Posted byブクログ

2011/04/14

はじめの一話で、ゲテモノ系の話かと思ったら、あとからは、いろんなものを極めた人のハナシにスライド。 面白かった。

Posted byブクログ

2011/04/09

宮本常一『忘れられた日本人』を意識しているようだが足元にも及ばない。何を基準に人選をしたのかさっぱり分からぬ。やり投げの溝口なんて、それだけで1冊をかけるのではないか。もったいない。

Posted byブクログ

2011/02/03

「差別は悪くない」だけど「差別に上下の区別」「優劣をつけるからよくない」という平田の言葉には同感。「異形」とか他と違うものを持つ人、マイノリティにはどうしても興味が行くが、なかなか表には出ないものだけど、そうした人たちを取りあげた本。

Posted byブクログ

2010/12/01

路地を出自とする人々のその力強い人生。 常識や偏見、体制との軋轢。 しかしそこで芯を曲げずに自分だけを頼りに人生を切り開いて生きた6つのエピソード。

Posted byブクログ

2010/10/25

『被差別の食卓』、『日本の路地を旅する』の著者の新著。 宮本常一の『忘れられた日本人』になぞらえて、上原は自分の仕事をこう書く。 ▼私はそれとは対極に、路地に住む人やそれと同じように異端とされた人々、タブーとされた出来事を通して、日本人の姿を見つめようと努めてきた。だからこれは...

『被差別の食卓』、『日本の路地を旅する』の著者の新著。 宮本常一の『忘れられた日本人』になぞらえて、上原は自分の仕事をこう書く。 ▼私はそれとは対極に、路地に住む人やそれと同じように異端とされた人々、タブーとされた出来事を通して、日本人の姿を見つめようと努めてきた。だからこれは宮本と違う意味で、ノンフィクションの書き手である私なりの「忘れられた日本人」ストーリーでもある。(p.4) 「猿人間」と呼ばれていたというターザン姉妹の話、被差別部落を描いたために封印された漫画の話、リラックスではなく力で投げるのだというやり投げのアジア記録保持者の話、筋萎縮症女性の性と医師によるセクハラの話、お股から炎を吹くというストリッパーの話、皮田家にうまれた春團治の話…読んでいて、小沢昭一の書いたものを思いだすようだった。 『私のための芸能野史』とか、『日本の放浪芸』とか、『私は河原乞食・考』とか。小沢が追った「芸能」者たちも、家族から世間体が悪いと言われたり、乞食芸だとさげすまれたりしてきたところがあった。 「日本人」て誰かな~とも思うけど。

Posted byブクログ

2010/10/03

ほぼ一日で読了。内容は悪いわけではないが、文才があまりない。読みづらいのである。読むときにすっと流れていかず、がたがたと止まってしまう。すごく読むときに力がはいっちゃうんです。 著者がこれを読んでくれるなら今後気を付けてほしい。なんだか読みにくいのです。

Posted byブクログ