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ゼロからの脚本術 の商品レビュー

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9件のお客様レビュー

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2019/07/18

専門の勉強は特にしなかったという人が多かったなという印象。キャラ優先かストーリー優先かも結構人によって違って、結局万人向けの脚本の書き方なんてないのだよな…という思いを強くするなどしました。 売り込みの際の面白エピソードなんかもあって普通に読み物としても面白い本でした。読みやす...

専門の勉強は特にしなかったという人が多かったなという印象。キャラ優先かストーリー優先かも結構人によって違って、結局万人向けの脚本の書き方なんてないのだよな…という思いを強くするなどしました。 売り込みの際の面白エピソードなんかもあって普通に読み物としても面白い本でした。読みやすいし。「北の零年」は行定勲さんの作品だってこれで覚えた。 901

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2015/09/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

みたことのある映画の脚本家監督の項は面白かったです! 特に、園子温さんがの項が好きでした。 実際にあった話しの部分が特に笑えたり! 他にも今まで知らなかったけど、こんな風に考えて作ったんだなぁ。という思いからその方の映画がみたくなったり! 今までは洋画ばかりみていましたが邦画もみたい!と思えるようになりました。 映画好きの方にもおすすめです!

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2012/01/08

初めて読んだ脚本術。 ハウトゥー本ではなく10名の著名な監督・脚本家の 脚本の書き方・意識していることをつらつらと書かれている本です。 結論は、「こうしろ」っていうセオリーがないってこと。 もちろん、基本的なことはあるだろうけど、 あとはどれだけつくりたいっていうこだわりと根性...

初めて読んだ脚本術。 ハウトゥー本ではなく10名の著名な監督・脚本家の 脚本の書き方・意識していることをつらつらと書かれている本です。 結論は、「こうしろ」っていうセオリーがないってこと。 もちろん、基本的なことはあるだろうけど、 あとはどれだけつくりたいっていうこだわりと根性があるか。 そして、それをもとに、 いかにチームでつくっていけるか。 個人的には、まずは1ッ歩進んでいくしかないかなって思います。

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2011/12/11

現代の脚本家たち10人の、物語を生み出す術。 特に驚く様な事は書かれていないけれど 普段中々触れる事のできない脚本家(又は映画監督)の インタビュー集というので、おもしろい。 それぞれの発想がおもしろい。 でも一番思うのは この人たちは決定的に人を惹き付ける能力に長けているって...

現代の脚本家たち10人の、物語を生み出す術。 特に驚く様な事は書かれていないけれど 普段中々触れる事のできない脚本家(又は映画監督)の インタビュー集というので、おもしろい。 それぞれの発想がおもしろい。 でも一番思うのは この人たちは決定的に人を惹き付ける能力に長けているって事。 本人にとってのおもしろい事を おもしろがってくれる他人がいると言う事は 何よりも心強く、発想の糧になる。 おもしろいなあ。

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2011/08/02

これを読んだ後、三木聡のDVDを2本借りて観てみた。この発想がこうして1本の映画になったのかと、非常に感慨深いものがあった。面白い。この通りに書けるとは限らないが、ちょっとしたヒントにはなるかな。10人いれば10人それぞれやり方がちがうということ。

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2011/07/13

オリジナル脚本の映画を生み出している作り手10人へのインタビュー。とはいえ純粋に脚本家であるのは冒頭の古沢良太氏のみ。ほかの9人は監督。つまりいまの日本では、監督が脚本まで担当しないとオリジナルの企画は実現しないのか? ちょっとさみしくなる。 内容で「役立つ」と感じたのは、古沢良...

オリジナル脚本の映画を生み出している作り手10人へのインタビュー。とはいえ純粋に脚本家であるのは冒頭の古沢良太氏のみ。ほかの9人は監督。つまりいまの日本では、監督が脚本まで担当しないとオリジナルの企画は実現しないのか? ちょっとさみしくなる。 内容で「役立つ」と感じたのは、古沢良太氏、内田けんじ氏。しかし、それ以外の方々の話も興味深い。映画づくりは生きざまなのだなぁ。 本のつくりとしても、10人の並べ方は絶妙秀逸。この順番しかありえない。各人の実際のメモやノートの写真が掲載されているのもうれしい。みなさん、字が乱雑なこと…(笑)。アイデアが湧き出る勢い、アイデアを搾り出す苦渋悶絶、そんなものを垣間見た気分。 そろそろ「リーディンググラス(=老眼鏡)」の助けが必要になりつつある身には、脚注文字やキャプションの白抜き文字が小さすぎて目につらかったなぁ。

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2011/06/18

アダムとイブや、イザナギとイザナミに、子どもの作り方を聞かれたら、どちらを渡すだろう。 死体を解剖に解剖して積み重ねてきた人体の設計がどのようにできているかがわかる解剖学の本と、AVと。 この本を手に取るとき隣にあった本と見比べてすこし迷った。神話学をベースにした物語論と、この...

アダムとイブや、イザナギとイザナミに、子どもの作り方を聞かれたら、どちらを渡すだろう。 死体を解剖に解剖して積み重ねてきた人体の設計がどのようにできているかがわかる解剖学の本と、AVと。 この本を手に取るとき隣にあった本と見比べてすこし迷った。神話学をベースにした物語論と、このピンクの本と。少し考えたあと、なんとなくこちらに決めた。AVだった。実録素人物。や、プロか。 一般的に物語論はおもしろい物語を解剖することで成り立っている。おもしろい話はこういう構造になっていることが多い、こういうキャラクターの登場が多い、こういうプロットの展開が多い、等々。 でも、それはあくまでも、おもしろい物語がそうなっていることが多いというだけのことであって、その通りに書けばおもしろくなるというものじゃない。(内田けんじ) いくら死体を解剖して人体の構造を把握したところで子どもの作り方はわからない。それはべつの学問であり、営みであるのだから。 そこでAV。生きた物語論。論といえるほどのものじゃない。いろんな人がどのように物語をつくるのかが語られるだけ。ワンアイデアを展開する人や、緻密に構成してから作る人、テーマを決めてから考える人や、すべてを決めた後にテーマがわかるという人。みんなそれぞればらばらである。でも現に彼らはそうやって物語を作っている。自分なりの方法で。そういった意味で、やっぱりこの本はAVなのである。10人の子作りの仕方を垣間見ることができる、ピンクな本。

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2011/04/27

表紙にプロット論とありながら後半はプロットない方が面白いということになっていたり。分かり易くきれいに収まる物語が好きだからか、私の場合は前半の人たちの方が面白そうに思えた。

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2011/02/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

期待せずに読んだら意外に学ぶところが多かった。登場する人たちは基本的に、型をイメージした脚本執筆については否定的な見解だが、否定といいながらも、それぞれの見解には違いがあり興味深い。 語っていることにピンと来なかった人もいたが、ほとんどの人物の見解はそれぞれに興味深く、学ぶことのある内容だった。 もし時間があればじっくり読みたいものではある。 「20世紀少年」の“ケンヂ”のような風貌の三木聡が一番読み手に対して強いメッセージを発している感があったのが意外。 このインタビュアーの人物セレクトのバランスはなかなかのものと思った。

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