ミステリ作家の自分でガイド の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
図書館で気になったもの。ミステリは好きだけど本格はちょっと…みたいな自分には、そもそも手に取るなって話かもしらんけど、本書はちょっとコア過ぎるかな。触れたことのある作家さんは多分半分以下だし。ブックガイドとしても、もともと比較的好きな作家さんの自薦作品のうち、未読のものが数冊気になった程度。
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自著紹介という切り口のミステリガイドブック。 2010年発行なので懐かしい作品も多く、評論やガイドブックに関する紹介もあるのが嬉しい。 紹介の仕方も一筋縄でいかず、その語り口により作品自体を読んでみたいと思わされる。
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ミステリガイド。 作家だったり、評論家だったり。 代表作だったり、新作だったり、全作品並べたり。自由な感じ。 知っている作家を中心に読んだが、読みたい作品がいくつも見つかって良かった。 芦辺拓『殺人喜劇の13人』『グラン・ギニョール城』 飛鳥部勝則『砂漠の薔薇』『レオナルドの沈...
ミステリガイド。 作家だったり、評論家だったり。 代表作だったり、新作だったり、全作品並べたり。自由な感じ。 知っている作家を中心に読んだが、読みたい作品がいくつも見つかって良かった。 芦辺拓『殺人喜劇の13人』『グラン・ギニョール城』 飛鳥部勝則『砂漠の薔薇』『レオナルドの沈黙』『ヴェロニカの鍵』 石持浅海さんは『水の迷宮』をオススメしてた。ナイスチョイス。 鳥飼否宇『爆発的』 西澤保彦さんの各作品のリンクは初めて知った。再読しないと! 深水黎一郎『エコール・ド・パリ殺人事件』 汀こるものさんはいつも通り自由でした。
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これいいなあ~。ミステリ好きを自認しているけど、読んだことない本がたっぷり紹介されていて。 あと、なんか本書の趣旨がわかっていなそうな書き手も何人かいて、それはそれで面白い。 しかし森博嗣とか霧舎巧とか島田荘司とかも企画に乗ってほしかったなあ。。。
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本格ミステリ作家クラブのメンバーによる「自分の作品を自分で読者に紹介」するガイドブック。有栖川有栖、山口雅也、千街晶之の座談会も収録されています。 有栖川有栖×山口雅也×千街晶之の座談会は楽しめましたが、各作家のPRはかなり偏りがありいまいち。綾辻行人は「館シリーズ」や「囁きシ...
本格ミステリ作家クラブのメンバーによる「自分の作品を自分で読者に紹介」するガイドブック。有栖川有栖、山口雅也、千街晶之の座談会も収録されています。 有栖川有栖×山口雅也×千街晶之の座談会は楽しめましたが、各作家のPRはかなり偏りがありいまいち。綾辻行人は「館シリーズ」や「囁きシリーズ」を挙げていないですし、芦辺拓は「森江春策シリーズ」の中でも読者が限定される「奇想宮殺人事件」を挙げています。 また、「自分でガイド」なのにただタイトルを羅列しているだけで終わっている作家もいて面白味がありません。ミステリー初心者には不向きな参考書だと思います。 個人的に一番興味深かったのは評論家の諸岡卓真。スーパーファミコン用ソフト『かまいたちの夜』にハマり、その説明書に載っていたブックガイドを参考にした、というミステリー遍歴が自分と全く同じでした。今後は彼の著書や本書で勧めている作品を手に取ってみたいと思います。
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本人が本人の本を紹介していたり、していなかったり。 お薦めだとか、関わったものだとか、まったく知らない人だったりで 色々発見がありました。 一番驚いたのは『家政婦は見た』が松本清張さんが書いていた事。 泥沼系しかかかないというイメージがあったので かなり驚きでした。 作者本人...
本人が本人の本を紹介していたり、していなかったり。 お薦めだとか、関わったものだとか、まったく知らない人だったりで 色々発見がありました。 一番驚いたのは『家政婦は見た』が松本清張さんが書いていた事。 泥沼系しかかかないというイメージがあったので かなり驚きでした。 作者本人の言葉が聞けるものもありましたが キャラが喋っていたりもで、なかなか楽しかったです。 思わずふいてしまったのは、チャートにしてあった AとK…天と地の差がありますw
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本格ミステリ作家クラブ10周年を記念した、所属作家が「自分の作品を自分で読者に紹介」するガイド本。趣向を凝らした書き方あり、作品制作の裏話ありと執筆者それぞれの味が出ているのも愉しい。紹介されてる本すべてを読みたくなってしまうのは困りもの。
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