ウェイマネジメント の商品レビュー
ある企業において良い組織文化を醸成するために、現在、行動規範を作る仕事をしている。そのため本書を手に取った。それゆえ組織文化について考える機会が多いのだが、P13にある「ビジョン、ミッション、経営理念、行動指針、そしてウェイがあくまでも意図であり、結果ではないのに対して、組織文化...
ある企業において良い組織文化を醸成するために、現在、行動規範を作る仕事をしている。そのため本書を手に取った。それゆえ組織文化について考える機会が多いのだが、P13にある「ビジョン、ミッション、経営理念、行動指針、そしてウェイがあくまでも意図であり、結果ではないのに対して、組織文化は行動の原因でもあり、一方で結果でもあるという点も重要だ」という一節は組織文化に対する理解を助ける秀逸な表現だと感じた。また、P190のウェイ浸透の4つのステップも参考になりそうなので、仕事の進捗に応じて改めて読み直したいと思う。
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企業理念を具体的な行動規範にすることに関して述べられている。 企業理念と同様、どのようにウェイを作成するかを、仮想の企業をモデルとして、具体的に示している。
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☆4:エピソード形式の解説でとても分かりやすい。ウェイのなんたるか、必要性、作り方まで書かれていて非常に実践的。ウェイに限らずコンセプティブなものを作り上げる時のアプローチの参考書としてもお勧め。ウチのコンサル必読の書では。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この本では、WAYを以下のように定義しています。 ・経営理念と行動指標を包含したもの、あるいはこの両社の エッセンスをふくみながら両社を接着剤のように結びつける もの ・同時に、企業文化を強化し、従業員が適切な行動をとること を促進するもの この本では、WAYマネジメントの必要性や、その作成浸透プロ セスについて描かれています。 一番最後に、こんな言葉がありました。 ・ウェイマネジメントとは、「変革時期における、将来に向けた 取捨選択と決意表明」としても機能しうる なかなか含蓄のある言葉だと思います。 先日、講演を聴いた、なでしこジャパン/佐々木監督の話の中 でも、チームが大切にしたい価値観の浸透について、重要性を 説いていました。こうした組織力が、勝利とフェアプレー賞に 繋がっていることは間違いないですね。
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経営理念、行動指針において、経営者、マネジメント、現場で浸透まで一貫した内容を実践を用いてわかりやすく記述してある。
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