元・新日本プロレス の商品レビュー
元新日本プロレス所属のなかなか陽の当たらなかったそれでいて団体の足腰になってきた紆余曲折を経たレスラーたちの話。それぞれにそれぞれの話があって、一級のドキュメンタリーだった。元新日本プロレスのレスラー達の胸に抱く誇り。誇りってどうやって見出さるものなのか全日本と新日本の違いとか、...
元新日本プロレス所属のなかなか陽の当たらなかったそれでいて団体の足腰になってきた紆余曲折を経たレスラーたちの話。それぞれにそれぞれの話があって、一級のドキュメンタリーだった。元新日本プロレスのレスラー達の胸に抱く誇り。誇りってどうやって見出さるものなのか全日本と新日本の違いとか、とてもよくわかった。人を前向きにさせる気持ちがいっぱい詰まった人生模様。歯を食いしばって、それでも成すべきことを成すレスラー達のプロ根性。覚悟。読んだ人の力になる一冊だと思う。
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リング上より劇的な「その後」の物語。 片山明のリハビリを支えた「家族愛」。 「サラリーマン」になった小原道由・・・ 大谷晋二郎、越中詩郎、栗栖正伸、大矢剛功、いますべてを語る「新日本」と「それから」。
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元週刊ゴング編集長のGKこと金沢氏による、元新日の選手のインタビュー集。 出てきたのは小原道由、片山明&大矢剛功、栗栖正伸、越中詩郎、大谷晋二郎。 全て面白かったけど、今までどこにも出てなかった片山のインタビューが読めるだけでも一読の価値あり。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
越中=移籍の際の天龍が男前。後に天越同盟としてIWGPタッグ王者に繋がるのがいい。 大谷=長州のせいで新日を去り、数奇なレスラー人生を歩みながらも、強く生きる等身大の姿がカッコイイ。今も新日ならどんな立ち位置のレスラーだったのだろうか。 片山=現役時代を知らないが、彼は間違いなく今もプロレスラーだと思った。 小原=退団時の「全日行くのか?」はイジられてるだけと思う。
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プロレスってコンテンツほど、ミックスメディアなスポーツ・エンターテイメントはないんじゃない? 新聞と雑誌とインタビュー本で試合の背景の奥行きを作って楽しむ 最近だと、試合を動画で見るためには有料じゃないと見れなくなっちゃったけど、、、 そんな、プロレスをドラマ化させるインタビュー...
プロレスってコンテンツほど、ミックスメディアなスポーツ・エンターテイメントはないんじゃない? 新聞と雑誌とインタビュー本で試合の背景の奥行きを作って楽しむ 最近だと、試合を動画で見るためには有料じゃないと見れなくなっちゃったけど、、、 そんな、プロレスをドラマ化させるインタビュー集 ・小原 道由 ・片山 明&大矢 剛功 ・栗栖 正伸 ・越中 詩郎 ・大谷 晋二郎
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これだけみっちり人間性をあぶりだしたプロレス本は稀。 レスラーたちと著者の距離のとり方が、レスラーだけでなく著者の人となりを感じさせる。 ギャラについても包み隠さず語している例が少なくないが、驚くほど少ないことが多い。肉体的にだけではなく、経営的にも厳しい世界だなと思う。 「チケ...
これだけみっちり人間性をあぶりだしたプロレス本は稀。 レスラーたちと著者の距離のとり方が、レスラーだけでなく著者の人となりを感じさせる。 ギャラについても包み隠さず語している例が少なくないが、驚くほど少ないことが多い。肉体的にだけではなく、経営的にも厳しい世界だなと思う。 「チケット一枚買ってくれた人を抱きしめたいくらいですよ。それって新日本にいたら絶対経験できないですから」という大谷晋二郎の言葉ほか、ぐっとくる言がたくさんある。
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GK金沢が描く元新日本プロレスの個性的レスラーの過去と現在。 人選が素晴らしく、小原、大矢&片山、栗栖、越中、大谷。 誰でもプロレスラーを名乗れる時代。だけど俺は練習をいまでもちゃんとしている。スクワットも下までちゃんとおろしてやってるナマクラをここうとおもえばいくらでもやれる...
GK金沢が描く元新日本プロレスの個性的レスラーの過去と現在。 人選が素晴らしく、小原、大矢&片山、栗栖、越中、大谷。 誰でもプロレスラーを名乗れる時代。だけど俺は練習をいまでもちゃんとしている。スクワットも下までちゃんとおろしてやってるナマクラをここうとおもえばいくらでもやれるが、ちゃんとしたまでおろす、という栗栖の下りとか読むと新日らしいなあ。 GKの文章もなかなかです
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題名どおり、新日本プロレスの所属選手だった人達の過去の試合の裏側とか、近況とか・・・ やっぱりプロレスほど、生き様や人柄が見えるスポーツって無いのでは、って改めて感じた。業界自体、最近あんまり元気が無いけれど、頑張って欲しい。
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片山選手の今を知りたくて購入。大矢選手とのツーショットの元気な表情は感慨深い。 小原、栗栖、越中、大谷、どの章も彼らの人間性を浮き彫りにする。皆プロレスラー。当時あまり気に留める事の無かった選手も、一気に自分にとって印象深い人に変わった。 プロレスの本当の良さ、面白さは、試合では...
片山選手の今を知りたくて購入。大矢選手とのツーショットの元気な表情は感慨深い。 小原、栗栖、越中、大谷、どの章も彼らの人間性を浮き彫りにする。皆プロレスラー。当時あまり気に留める事の無かった選手も、一気に自分にとって印象深い人に変わった。 プロレスの本当の良さ、面白さは、試合ではなく生き様なのだと改めて思う。 だから今は見る事も無くなった。
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プロレスラーも所詮は人 人は人の世で、どうあっても体ひとつでは生きていけないのでしょうか 昔はよかった、で終わらないプロレス本だと思います
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