大学院生、ポストドクターのための就職活動マニュアル の商品レビュー

アカリク【著】

2024/02/07

物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
東大OPACには登録されていません。

貸出：物性研図書室にある借用証へ記入してください
返却：物性研図書室へ返却してください

2013/03/01

学士力の涵養や自己の能力を伸ばすためのヒントとなる
書籍類、職業選択や人生設計に必要な資料を集めています。

＊このカテゴリの本はすべて中央館２階のアメニティコーナーに
　配架しています。

＊貸出状況についてはこちらから確認下さい。
　貸出中のときは予約もできます♪
（鹿大の蔵書検索画面にとびます）

〔所蔵情報〕⇒　http://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/xc/search?keys=11110061347

2012/03/15

大学院に行く（文系）ことは芸術家になろうとするとほぼ同義であるが、さすがに本書に書かれているようなリスクを大学院に行く前に考えなかった人はあまりいないのではないか？

…と思ったけど、浮世離れしまくった人が集まるテーマパークたる大学院であれば、なんだかんだそこそこそういう人が多そうである。特に理系の場合、そのままスルスルと大学院に行くことが期待されているので、その割合は高いのかもしれない。

2011/05/11

タイトルの通り、「大学院生の就職活動」に焦点を絞った就活本。
一部、ポスドクとかアカデミックキャリアで新卒から比べると多少年齢層が上の人達へ向けた内容も含んでいます。

就職活動に対する考え方やどのような姿勢で臨むべきか、など一通りの内容がおさらい、といった感じで書かれています。ただしそれなりにちゃんと考えたり、周りの状況を把握したうえで博士課程に進んだりしてる人ならば、まぁいまさら言われなくても分かってるかな…という感じのことも。

ただ実際にどう動くべきかとか、求人などの情報源一つ取っても具体的にどこを当たればいいのか、具体的な行動を起こす際に参考になる指摘もあったりするので一読して損はないと思います。

ただちょっと気にかかったのは、このアカリクさんはどうもITベンチャーへの就職を促したいのかな…という印象を抱きました。
もちろん世間で言われているように、大企業志向に偏りすぎてるので、その偏りを少しでも適切な方向に振り向けようとする意図があるのかもしれませんが。

いずれにしろ、これから就職活動するのに迷っていたりする人は読んでみるといいと思います。