フェリーニ の商品レビュー

ベニートメルリーノ【著】,山口俊洋【訳】,菊地成孔【解説】

2012/01/05

フェリーニの作品は有名どころしか観ていないのですが、ひとりの名監督の評伝としては読みやすく、真実に近いものではないかと。というよりフェリーによりジュリエッタ・マシーナが好きになったのは私だけではないはず。

2019/01/16

人物伝にはおそらく二つのベクトルがある。
歴史的な背景についてとその当人の独創的な決断についてだ。
この本は割とバランス良くそれらを配置している。

が、それゆえに、歴史にいくらか拘束されるのだということが印象に残った。
このような偉人と目される人物でも、
業界内の政治のみならず、世界的な政治と無縁でいられないのかと。
いや、それは偉人だからこそかもしれないね。

割とあたりの柔らかい本だと思うけど、
菊池ちゃんが最後で熱弁をふるってます（笑）

2011/07/20

フェデリコ・フェリーニといえば『サテリコン』『8 １/2』『女の都』『アマルコルド』

・・・・・書きかけ・・・・・