健康食品・サプリメントを科学する の商品レビュー

金沢和樹【著】

2011/04/24

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p.22 「ビタミンB1が欠乏すると体がだるい疲れやすいと感じる。現代人はパソコンで指の一部だけとかイヤホンで鼓膜だけとか、局所的なビタミンB1欠乏」

p.23 「不足しがちな鉄とカルシウムはサプリメントで補給してもよいミネラル。ただし鉄もカルシウムもとりすぎは×」

p.47 「ポリフェノールはサプリメントではなく日常の野菜、果物、茶からとること」

p.58 「イチョウ葉の有効成分はケルセチンやケンフォロールなどだが含まれている量が他の植物の100倍以上。ヨーロッパやアメリカでは医師が処方。過剰症に十分注意すべき」

p.60 「プロポリスを作る木に含まれるアルテピリンCは口内炎・風邪の時に利用される」

p.70 「食物繊維を噛むことで延髄を刺激し脳の働きが活発になり、体調も健全に保てる」

p.72 「小腸に食物繊維が適量あると、ブドウ糖の体内吸収を阻害し、血糖値の急激な上昇を防ぐ」

p.90 「コラーゲンを食事やサプリメントでとっても体のコラーゲンにはならない」

p.93 「コラーゲンをサプリメントとしてとってもコラーゲンが作れないばかりか、加水分解によりグリシンだけが体に多く残り、アミノ酸のバランスが崩れて好ましくない栄養状態になる」

p.93 「『効いた』サプリメントには必ずビタミンCが入っている。体内でのコラーゲン合成に必須の成分だから。」

コラーゲン合成に必須なもう１つのものは亜鉛だそうだが索引に亜鉛がない。

p.94 「コラーゲンを更新して肌をきれいにするためには、未使用のプローリンあるいはリジンというアミノ酸とビタミンCと亜鉛が必要。コラーゲンと名が付いているサプリメントのプローリンとリジンは使用済み（OHという水酸基がつく）。」

p.114 「フコキサンチンの痩せる効果がある量は、1日2000錠」

p.126 「人の味覚は塩辛さと甘さには慣れやすく、2回目以降はより甘いものでなければおいしいとは言わない」