殿様経営の日本+皇帝経営の韓国=最強企業のつくり方 の商品レビュー

金顕哲【著】

2011/05/27

■韓国企業
1.モジュール化が進んだデジタル時代における付加価値の源泉は、品質ではなく、ブランドとデザインだ。韓国企業は、この２つを重視したマーケティングを行い、成功を収めている。
2.韓国企業の男性社員は全員軍隊経験があり、上層部の決定に部下は一致団結して従う。そのため、韓国企業は機動力に優れ、実行能力が高い。
3.韓国企業は強いが、素材や製造設備は日本からの輸入に頼っている。こうした点を考えれば、日韓企業は互いに強みと弱みを冷静に捉え、WIN-WIN関係を模索することが大切である。

2011/01/01

そこそこの品質のモジュールを世界中から調達しそれなりの品質の商品を作り、ブランドとデザインに力を入れるのがデジタル時代の勝利の方程式。だから大規模な設備投資や調達ができる韓国企業が躍進し、逆に良い製品を作ることを得意とする日本企業が低迷している。

2010/10/29

韓国企業の強さがわかりやすく書いてある一冊。厳密過ぎす、楽観的に事を進める事。カイゼンで強くなった成功体験を持つ日本にとっては、パラダイムシフトですね。