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天才柳沢教授の生活 ベスト盤(文庫版)(2) の商品レビュー

4.3

9件のお客様レビュー

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2013/03/09

講談社文庫ですが、実は漫画。 はじめ読んだときは、あまりに不思議な世界観過ぎて、ぇ?って思ったのですが、何度か読み返すほどに味が出てくる、根昆布タイプの漫画です。

Posted byブクログ

2012/12/22

大学教授である主人公が、ちょっとした日常の出来事や そこに関わる人々と接し、人間の生き様や人生の意味 などを探求する姿が描かれています。 これが、いいんですよ!深いんです!!! 毎回、読みきりなのですが、良質な作品が多い。 たとえるなら、小説「博士の愛した数式」の雰囲気が漫画に...

大学教授である主人公が、ちょっとした日常の出来事や そこに関わる人々と接し、人間の生き様や人生の意味 などを探求する姿が描かれています。 これが、いいんですよ!深いんです!!! 毎回、読みきりなのですが、良質な作品が多い。 たとえるなら、小説「博士の愛した数式」の雰囲気が漫画に なったような感じ。(←判りにくいかしら。。。) 作者の人間愛とインテリジェンスの高さが、コマの行間から あふれています。 結婚を機に単行本を全部捨ててしまったのですが、あらためて 一括大人買いで全巻揃えました。逸品です。 今も月イチで週刊モーニング連載中です。

Posted byブクログ

2012/08/06

遥か昔、免許取り立てで決行した初めてのドライブデートで 柳沢教授にダメ出しの嵐を食らったのをかなり根に持っていた奥さんが、 久しぶりに手に入れた車のキーに舞い上がり、 不本意ながら助手席に坐った教授を翻弄する第一話。 「正子」という名前とは真逆の、道路交通法をものともしない妻の...

遥か昔、免許取り立てで決行した初めてのドライブデートで 柳沢教授にダメ出しの嵐を食らったのをかなり根に持っていた奥さんが、 久しぶりに手に入れた車のキーに舞い上がり、 不本意ながら助手席に坐った教授を翻弄する第一話。 「正子」という名前とは真逆の、道路交通法をものともしない妻の運転に 珍しく精神の極限状態に陥り、 「私たちの車を血液中を流れるヘモグロビンと仮定しよう」と ヘモグロビンまで持ち出して落ち着こうとする教授のうろたえぶりと そのエピソードに「縛られて」とタイトルをつけるセンスに大笑い! そのあと一転、2話めからは幼少期の柳沢教授と家族のエピソードを中心に 天真爛漫な感激屋で留守がちな父との再会に、素直に喜びをぶつけられなかったり 手のかからない聡明な子と自分を評価してくれる母が弟や妹に向ける笑顔を どうしたら自分も手に入れられるのかと悩んだり 他家から引き取られた弟に子どもらしい嫉妬を感じながらも 理性で懸命にそれを封じ込めようともがいたり。。。 と、冷静で大人びた表情の陰で思い悩む柳沢少年が 丁寧に繊細に描かれ、抱きしめてあげたくなるけなげさです♪ 「桃太郎のいる風景」・「その表情の向こう」・「ソネット83番」・ 「校庭を見ていた少年」で描かれる 学ぶことの意味、人それぞれが本来持っている能力を 生かそうと努力することへの敬意にも深く心打たれて 柳沢教授をかたち作る思い出の数々に感謝を捧げたくなるベスト盤です!

Posted byブクログ

2011/09/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

むか〜〜し、雑誌「モーニング」に連載されていたのを見せてもらって しょっちゅう立ち読みしていた大好きな柳沢教授 今回は二百話ある中からの抜粋した文庫2冊だけど 全部、読んだ事ないお話だったわ  Y大経済学部教授、柳沢良明。道路は  右端を歩き、横断歩道以外で道を渡  らない。安くてうまい”さんま”のためなら  足をぼうにしても歩きつづける。  本書は、道路交通法を遵守し、自由経済の  法則に忠実な学者の、克明で愉快な記録である。 山下和美さんて、小樽出身だったということも発見 ますます大好きになってしまった

Posted byブクログ

2011/08/12

第13話「おとうと」が泣けますね。 山下さんの描く目がくりっとしているキャラは本当にかわいくて(タマとか村主英美とか)胸がきゅんとなります。

Posted byブクログ

2011/09/26

大学という場での物語を描いた漫画で秀逸だと思うのは、「動物のお医者さん」とこれでしょうか。柳沢教授の場合はそれだけでなく…やはりしみじみと、そして、おもしろい。

Posted byブクログ

2019/01/16

青盤を読んだ勢いのまま、がーっと読み終わりました。懐かしいなあ…単行本を(おそらく)全巻読んでいるので、そのころのことを思い出しながら読んでいました。青盤のレビューにも書きましたが、読み終わったあとなんだか悲しいような、さみしいような気持ちになりました。初めて読んだ頃、当時小学生...

青盤を読んだ勢いのまま、がーっと読み終わりました。懐かしいなあ…単行本を(おそらく)全巻読んでいるので、そのころのことを思い出しながら読んでいました。青盤のレビューにも書きましたが、読み終わったあとなんだか悲しいような、さみしいような気持ちになりました。初めて読んだ頃、当時小学生だった私にはこのおはなしの世界がすごく怖く感じられたのを覚えてます。いつか自分で自由にできるたくさんのお金が持てたら、まず柳沢教授を全巻揃え直したいなあ。

Posted byブクログ

2010/11/06

BLUE SIDEよりこちらのほうが好み。 おとうとと校庭を見ていた少年がよし。この人のほかの作品も読んでみようかな。

Posted byブクログ

2010/10/29

仕事の合間に読む。ロッカーに入れてあります。研究者になりたかった自分の夢を忘れないためにも、くりかえし読んでます。教授のセリフが、そのときの悩み事を解決してくれたりも。

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