1,800円以上の注文で送料無料

井上ひさし 希望としての笑い の商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    0

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2015/02/15

どうも戯曲中心で、かつ文学賞の選評のごとき記述が連なり、なんとも楽しめない。物語の捻じ曲げ方や発想に至る経緯は詳しいのだが、井上ひさしへの興味はそういった点には自分は持っていないのだということのみがわかった。「これおもしれーよなあ!」という単純な喜びを共有したかった。

Posted byブクログ

2010/12/25

良い読者を得た作家は幸せだと思う。筆者は井上ひさし氏の良い作者だと思った。 私は思い残し切符を「イーハトーボ」を読んだときに受け取ったと思ったし、「父と暮らせば」を読んだときは涙が止まらず、地方劇団の公演を見つけて劇を見に行ったことを思い出した。そんな思い出を一つ一つよみがえらせ...

良い読者を得た作家は幸せだと思う。筆者は井上ひさし氏の良い作者だと思った。 私は思い残し切符を「イーハトーボ」を読んだときに受け取ったと思ったし、「父と暮らせば」を読んだときは涙が止まらず、地方劇団の公演を見つけて劇を見に行ったことを思い出した。そんな思い出を一つ一つよみがえらせた。 井上ひさし氏のすばらしさがビンビン伝わってくる。引用したいところが多すぎて抜き出せない。 間違いなく星5つ! 「つよい眼差しとやわらかい表情、短く的確であたたかな言葉」それが井上ひさし氏。

Posted byブクログ