エネルギー(中) の商品レビュー
(上中下巻合わせてのレビューです。) 黒木さんの最新の文庫本。 前々から読もう読もうと思いつつ 後回しになっていましたが、 やっとこや読み切ることができました。 ストーリーは日本が資源国から 石油や天然ガスを開発・買い付けるために 色々主人公たちが苦労するという...
(上中下巻合わせてのレビューです。) 黒木さんの最新の文庫本。 前々から読もう読もうと思いつつ 後回しになっていましたが、 やっとこや読み切ることができました。 ストーリーは日本が資源国から 石油や天然ガスを開発・買い付けるために 色々主人公たちが苦労するというお話(がメイン)。 資源国の思惑や 環境NGOの環境破壊反対キャンペーンまでもが複雑に絡み合い、 一つのプロジェクトが進んでいくことがリアルに描かれています。 記載されている内容を完璧に理解することは結構難解なのですが、 それでも3冊の大容量を読み切ってしまえるくらいの面白さです。 商社マンの大変さが身にしみました。
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サハリンでの巨大ガス田プロジェクトは環境保護団体の目の敵にされ、当初目論んでいたコストの倍になるとの予想が出た。後には引けない巨大プロジェクトとそれを邪魔する環境保護団体の闘いの結末は如何に!?
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サハリン2のお話。 まだまだ、下巻に続きますが、エネルギー業界の臨場感あるストーリーに引き込まれてます。
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中盤。中国の成金はカモられサハリン、イランのプロジェクトは難航を極める。 話は盛り上がっていき、下巻が待ち遠しい。 この物語はさまざまな資料を元によく調べたうえでかかれたのだろう。 近年のコモディティ市場が過熱する中でのエネルギービジネスにかかわる人々をリアルに描いている。 下...
中盤。中国の成金はカモられサハリン、イランのプロジェクトは難航を極める。 話は盛り上がっていき、下巻が待ち遠しい。 この物語はさまざまな資料を元によく調べたうえでかかれたのだろう。 近年のコモディティ市場が過熱する中でのエネルギービジネスにかかわる人々をリアルに描いている。 下巻も目が離せない。
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イラン油田はアメリカの物言いやトーニチの会社事情で情勢が変わっていく。一方、サハリンプロジェクトはPSA問題、環境問題対応、コスト問題など常に問題が紛糾する。
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いやー、長い×2。。。 具体的かつ詳細な説明の箇所は睡眠導入剤になるくらい退屈なときもあるけど、よく調べて丁寧に書かれてあるからなのかな。 今後のストーリー展開がまだまだわかりません。どうなる金沢。どうなる秋月。
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面白かったです。LNGプラントの建設や油田の輸送などを行うと少なからず環境に影響を及ぼすことは事実としてある。それに対し、環境保護団体のNGOの活動がどこまでプロジェクトに影響を及ぼすのかを知ることができました。NGOの力は非力だけれども、融資を行う金融団体は公的に世間体があるた...
面白かったです。LNGプラントの建設や油田の輸送などを行うと少なからず環境に影響を及ぼすことは事実としてある。それに対し、環境保護団体のNGOの活動がどこまでプロジェクトに影響を及ぼすのかを知ることができました。NGOの力は非力だけれども、融資を行う金融団体は公的に世間体があるため、必ずしもプロジェクトのために動けるわけではなく、その点で影響を与えるのだということを知りました。オプション取引は掛け金を失うだけでは済まず、雪だるま式に損失が膨らむことを改めて知りました。ここまで来ると、ギャンブルというか複雑過ぎて、全てを理解できている人の聡明さが偉大です。
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しっかりと取材とかされてるんだなぁと思いつつ読む。上巻の感想でも書いたが、もうちょっと人との絡みがあったら面白いのに・・・それはおいといて。中国系燃料商社が破綻していくストーリーのところはなかなかよかった。
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