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13歳からの反社会学 の商品レビュー

3.5

18件のお客様レビュー

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2018/12/09

いろいろ調べているのは面白いし、批判的思考のいい教科書にもなっていると思う。 ただラスト近くのもろもろの話は無理がある気がするな。特に温暖化。そのへんのトンデモ本とロンボルグの本を並列させちゃいかんでしょう。

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2015/11/23

何を学べば良かったのかブレる 反社会学の社会の見方? 深堀する箇所は単純に著者の関心の強い分野だから? 非常に眠くなる本でだいぶ時間がかかったけど、寝る前の本としてちょっとずつ読み進め、読み終わりました 2015.11.22

Posted byブクログ

2015/08/10

これからパオロ氏の本続けて何冊か読みます。 夏休みの課題図書Ψ( ̄∇ ̄)Ψ 13歳からのなだけあって、お金を拾って暮らせるか(データを使って考えよう)、図書館とネット検索、アンケートやレビューの面白さと罠、といった身近でフランクな話題が◎でした。

Posted byブクログ

2013/06/19

毎度毎度面白い。特に真新しいことが書かれているわけではないけれど。大まじめにフザケているようでもあり,フザケているように見えて大まじめのよう。 中学生だけでなく,高校生や大学生が読んでもいいと思う。

Posted byブクログ

2013/02/04

13歳からのって書いてあるけど、対象年齢はもっと広いよねー。それにしても社会学っていい加減だな。てか、世の中がいい加減なのか。だからって全部しっかりすべきだ、という趣旨でないところがまたイイ。

Posted byブクログ

2012/09/14

やっぱりパオロさんはリテラシーあるな、と。 この人の言うことが全て正しいとは思わないけれど、モノの見方はとても面白い。 これからブクログに本を登録しても、星は付けないことにする!

Posted byブクログ

2012/02/19

・2/19 半日で読了.主張の基本路線は変わらないが子供でも理解できるように説明してるためか、あまり目新しい話題はなかった.偽善と言われても行わないよりはましという主張も、行動しないと意味が無いという点で賛成だ.今回もなかなか面白かった.

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2011/12/09

マッツァリーノ先生の中学生のための反社会学講座。 四角四面の考え方にならないための処方箋が満載なので、中学生諸氏は必読。まあ大人にとってもためになることはたくさん書いてあるので必読。個人的には図書館の使い方は参考になりました。

Posted byブクログ

2011/10/07

相変わらず,チャラい表現の中に,ズバッと社会をエグる鋭さがあります。批判的思考を研究している心理学者の本よりも断然有効だと思います。 *****  数字をゴールと考えるのが,そもそものまちがいのはじまりなんです。数字はものごとを考えるためのスタートラインにすぎません。表面上の...

相変わらず,チャラい表現の中に,ズバッと社会をエグる鋭さがあります。批判的思考を研究している心理学者の本よりも断然有効だと思います。 *****  数字をゴールと考えるのが,そもそものまちがいのはじまりなんです。数字はものごとを考えるためのスタートラインにすぎません。表面上の数字だけでものごとを単純に判断するのは,それこそ無意味です。数字が出てきたら,必ずその意味と中身を検討しなければいけません。(p.16)  データを見ようとしないバカは,スタートラインにつかないうちから勝手な方向へ走り始めちゃってます。データしか見ないバカは,データを出せばゴールに着いたとカン違いしちゃってます。(p.17) 常識を破るアイデア(ボケ)を出して,それを常識(つっこみ)で検証する。こどものように自由に発想し,オトナの常識で検証する。この繰り返しがアイデアを磨いていいものにしていくんです。(p.40)  本や雑誌やネットには,お金もうけの法則と称するものがたくさん書かれてます。それが本当だったら読んだ人は一人残らずお金持ちになるはずですが,実際にはそうなりません。なぜなら,その法則が発表されるころには,すでに社会の状況が変わっていて,法則が役に立たなくなっているからです。(p.53)  どれだけものを知ってるかは,たいして重要な能力ではありません。知らないことをゼロから自力で調べられる能力のほうが,よっぽど大事です。(p.57)  知識か教養かなんて包装紙の違いをうんぬんしてもしかたがないじゃないですか。一皮むけば,どちらも単なる情報です。大事なのは,欲しい情報をどうやって探すか。そしてその情報を,現実の自分の人生でどう活かすかってことですよ。(p.60) 英語ができる人,ではなく,英語もできる人,にならないとね。(p.73)  勉強したことをきちんと理解できて,アタマの中が整理されれば,整理された美しいノートを作れる。それだけのことなんです。アタマの中がごちゃごちゃしてる人には,美しいノートは作れません。美しいノートは,習ったことを理解しているという結果であって,原因ではありません。だから,美しいノートを作れば成績がよくなって東大に行けると考えてる人がいたら,それはまちがっています。(p.124)  肝心なのは,決してだれもウソはついていないという点なんです。なのに,解釈の違いや数字の切り取りかたによって,いろんな結果が導き出せてしまう。これが,アンケートのおもしろいところだし,コワいところでもあるんです。(p.134)  アンケートというのは基本的に,自分に都合のいい結果だけが発表されるものなんだと思っててください。自分たちにとって不利な結果が出たら,調査そのものをなかったことにして,闇に葬るって選択もあるんですから。(p.152)  なにかの欠点や問題点を見つけ出すだけの知能はあるのに,そこから先を考えようとしない。思考が停止したままの,残念な人。  問題点を指摘するだけなら凡人。問題を正しく分析できれば秀才。問題解決の具体的なアイデアを出せるのが天才です。(pp.240-241)  たった数例の現象だけでものごとの原因や結果を決めてはいけない,というのも,たしかに統計学の方法論としては正解です。しかしその正しいはずの方法論が,逆に被害を拡大させてしまうこともあります。  なに? わが社の製品を食べた人が中毒症状を起こして入院した? 一緒に他のものも食べたんだろ? だったら,わが社の製品が原因だと決めつけるな――  え? わが社のクルマが走行中に,部品がはずれて事故を起こした? たった数件だろ? もしわが社の設計に問題があるのなら,何万台も生産してるクルマが全部不具合を起こすはずじゃないか。数件なら,それは偶然にちがいない――  はぁ? わが社の薬を使った患者が副作用で死亡? たった一例ならそれは個人の体質だ――  さまざまな業界で,まったく同じ論理が,いまだに使われてます。偶然かどうか,調べることくらいはできるのに,やらない。被害者が大勢出てからようやく,証明されたので心よりおわびします,って頭を下げるんです。論理的に正しいはずのことが,人のいのちを奪うこともあるんです。(p.268) いつの時代にも,道を切り開く人と,できた道をついてくる人がいます。不思議なことに,文句をいうのはあとからついてくる人たちのほうなんですけどね。(p.274)

Posted byブクログ

2011/10/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった 大人が読んでも十分楽しめる本 「批判よりも感想を」に賛成です ご気分レビューの例 主張にブレがない ⇔ バカのひとつおぼえ 新境地を切り開いた ⇔ 迷いが見える いいとこどり ⇔ どっちつかず 論旨にキレがある ⇔ きめつけが多い 誰にでもわかりやすい ⇔ 大衆に迎合している 新進気鋭の著者が頭角をあらわした ⇔ 未熟な青二才が的外れな理屈をこねただけ 円熟 ⇔ 耄碌 あはは、言葉をこう使うと一見賢く見えるという一例です

Posted byブクログ