自我の源泉 の商品レビュー
ひさしぶりに本気出して本を読んだ気がする。二段組みの600ページ。それでもこれ一冊読めば近代西洋哲学の流れが掴める良書。ただとにかく長い。チャールズ・テイラーは本当に頭がいい人だ。これだけ長くて、最初から最後まで議論が首尾一貫している。そして文化に対する射程範囲が広い上に、その造...
ひさしぶりに本気出して本を読んだ気がする。二段組みの600ページ。それでもこれ一冊読めば近代西洋哲学の流れが掴める良書。ただとにかく長い。チャールズ・テイラーは本当に頭がいい人だ。これだけ長くて、最初から最後まで議論が首尾一貫している。そして文化に対する射程範囲が広い上に、その造詣も深い。
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近代的アイデンティティの形成について約600ページにわたって書かれた大作。近代における「自我」とは、そしてその「自我」を道徳的に捉えるとどのようなものであるかについて詳細に述べられている。 【図書館1階開架 141.9/TAY】
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