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JIN-仁-(文庫版)(3) の商品レビュー

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2021/05/11
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初音を助けるにあたり借金をする仁先生。 きちんと証文を確認しなかったばかりに ペニシリンを乗っ取られそうになるものの、 野風の機転と田之助のお蔭で事なきを得る。 瓦版を見て、先生のことが書いていないとむくれる咲さんが可愛い。 野風さんの折角のお膳立てがふいになるのが気の毒だが 彼女のお蔭で先生はこの時代で生きて死ぬことを決意した。 火事の時必死で尽くし、治療費ももらわなかったが そこは土地を用意して仁友堂を建設してくれることで 礼に変える親分が男前。 「未来に残るような仕事をしたい」と歴史を変えるようなことを明確に願うようになったのも変化だ。 咲さんと野風さんの関係、如何にも女同士ならではだ。 身請けされる前に先生に触られたくて呼んだのかもしれない、 同席させたのはそれを隠す為なのか、見せつける為なのか と考える咲さん。頭が良い彼女ならではの迷いだと思う。 結局咲さんを連れずに野風さんのところに向かう先生。 乳癌かもしれないが、この時代の技術では判定出来ない。 様子を見ようと流そうとするが、野風さんの念押しが入る。 癌ではないかもしれないが摘出するのか しかしそれでは傷がついてしまう訳で 花魁としてやっていけなくなる。 身請けの話もご破産になりかねない。 仁先生のことだから、正直に話しそうな気がするが。

Posted byブクログ

2012/10/21

団子茶屋の看板娘のに火傷治療から、ヤマサ醤油当主、看板役者の澤村田之助、火消しの辰五郎、佐分利医師と次々に主要人物たちと出逢います。そして野風に乳ガンの疑いが・・・

Posted byブクログ