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高校生の発達障害 の商品レビュー

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2013/07/04

高校での発達支援体制は中学、高校に比べてまだ整備されていないというのが実情のよう。 高校での本人の生きづらさの問題だけではなく、特別支援の在り方や進学、就職と多様な進路を提示してくれている。 今では、特別支援学校の高等部が発達障害支援も行い、安心感が大きいらしい。 自...

高校での発達支援体制は中学、高校に比べてまだ整備されていないというのが実情のよう。 高校での本人の生きづらさの問題だけではなく、特別支援の在り方や進学、就職と多様な進路を提示してくれている。 今では、特別支援学校の高等部が発達障害支援も行い、安心感が大きいらしい。 自分の高校は中高一貫の進学校で、ほとんどが大学に進学して上位になると東大、京大、阪大、早稲田、慶応なんていうのが当然。 自分も、運よく都内の一流大学に入学できたが、高校時代は毎日の集団生活が本当に辛かった。 「舐められちゃいけない」「集団になじめるようにしなきゃ」と虚勢を張り、疲れる毎日。 リストカットをしながらの受験勉強が常であった。 昼食時など一人教室を逃げるように抜け出して誰もいない静かな日向ぼっこでゆっくり考え事をしながら、弁当を食べるのが毎日であった。 何か問題があったり、人と合わせることができなかったときは、「やっぱり自分が悪いのかな」と思い、劣等感ばかりが積み重なっていった。 「なにかしら自分は人と違うな」「そこのところを周りの人や教員に理解してもらいたい」という気持ちはあったものの、診断を受けようと思ったり、精神科にかかろうと思ったことはなく、「甘えてはいけない」、そういうことは「恥ずべきこと」だと思っていた。 無事、卒業できたことは自分の誇りでもあるが、もう少し早くに勇気を持ってカウンセラーなどにうまく相談できたらもう少し楽な高校生活を送れていたかもしれないとすこし後悔の念が残る。

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2010/09/09

高校生活での悩みや支援の仕方を徹底解説!高校での特別支援教育は始まったばかり。何が問題なのか、支援の実態は? 高校の選び方や生活上の注意点など、事例を交えて解説。将来の進路選びにも役立つ書。

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