スメラギの国 の商品レビュー
壮絶な戦いでした。。。 今まで読んだ朱川作品とは、趣が違う。いわゆるロマンティック・ホラーとは違う。ハードでした。 凄い。凄かったです。
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ネコ怖ぇ。ネコの神風アタック、悪夢だ。短編ばかりの朱川さん、ノスタルジックな話ばかりかと思いきや長編で現代のホラー。オモシロいがうんざりするくらいグロくて、やっぱりネコ怖いと結論。
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途中で頁をめくる手が止まってしまった。 その愛くるしさや毛並みの柔らかさを知る猫スキーには少々辛い小説。 ですが、裏を返せばそれだけ情景描写が秀逸と云えるのかも。 今は先を続けるのが精神的にしんどくて、続きを読む気になれない…Orz(根性なし)
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半年振りぐらいに読書。 朱川さんの話が好きなので買いました。 帰宅後ネットでサラっと評価を見てみたら低かったので 『失敗したかなぁ…』と思っていましたが、今は買って良かったと思います。 猫に対する酷な描写が多いため人に薦めようとは思えません。 ですが、やりすぎな感じは確かにあり...
半年振りぐらいに読書。 朱川さんの話が好きなので買いました。 帰宅後ネットでサラっと評価を見てみたら低かったので 『失敗したかなぁ…』と思っていましたが、今は買って良かったと思います。 猫に対する酷な描写が多いため人に薦めようとは思えません。 ですが、やりすぎな感じは確かにありますが読後感は悪くありませんでした。 複数の人や猫の視点で書かれているので、それぞれの立場から見ることが出来て面白かったです。 『この先どうなるんだろう。どういう終わりが待っているんだろう』とワクワクしながら読みました。 文章が読みやすいのでスラスラ読めます。 その人にはその人の過去があって、今があって、そして考え方があって。 人の行動ひとつにも色んなものが乗っかっていて。 叱ったり非難したりするのは簡単だけど、それは、もう少しその人の背景を考えたり、その行動をとった理由などをしっかり聴いてからでも遅くはないかなぁ、なんていうことをこの話を読んで感じました。 12月6日 読了
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こわい!むごい!ひどい! うかつに猫をいじめたりできません。 追い詰めあう人間と猫。癒しあう人間と猫。 作者は猫好きなのだと思うけれど、猫が(人間もですが)ものすごくひどい目に合う描写が生々しくてかなり怖い。 同時に、狂気へと転がり落ちていく人間の描写もすばらしい。 こわい...
こわい!むごい!ひどい! うかつに猫をいじめたりできません。 追い詰めあう人間と猫。癒しあう人間と猫。 作者は猫好きなのだと思うけれど、猫が(人間もですが)ものすごくひどい目に合う描写が生々しくてかなり怖い。 同時に、狂気へと転がり落ちていく人間の描写もすばらしい。 こわいけれど、結果として良いお話で、そういう意味ではぎったんぎったんのホラーではない。 それは作者の優しさ(?)の表れなのかも。 あと、スメラギというネーミングと、その取り巻きのうちでトップである猫の行動(思想)と、猫たちの復讐方法は、けっこうギリギリのような気も…。そこも含めて怖い(笑) 2010/11/9 読了
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猫を大好きな人は読んではいけない作品。 でも多分作者は猫好き。 作中で個人的に心に残ったのはハスキー犬だったけど。 この展開で最終的に希望のある終わり方に出来たのは 単純に凄い、と思う。 朱川作品は初めて読んだのだけど、別の作品も読みたくなった。
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「ヒュン」のさなぎから生まれた孤独なスメラギ。スメラギの息子プリンスを轢いてしまった香坂。交通事故で失った一人息子のために100機の戦闘機プラモデルを作る村上。いったいどういう決着をつけるのかと思ってハラハラしながら読みましたが、よい終わり方でよかった。後味の悪いお話を読むのは辛...
「ヒュン」のさなぎから生まれた孤独なスメラギ。スメラギの息子プリンスを轢いてしまった香坂。交通事故で失った一人息子のために100機の戦闘機プラモデルを作る村上。いったいどういう決着をつけるのかと思ってハラハラしながら読みましたが、よい終わり方でよかった。後味の悪いお話を読むのは辛いので。 「ヒュン」については何も分かりませんでした。創作なのかもしれませんね。
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