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都合のいい「うつ」 の商品レビュー

2.1

10件のお客様レビュー

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  4. 2つ

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2016/11/06

多くの人がレビューで指摘している通り、ほかの著者への批判(しかも感情的に見える)が多く、あまり気持ちのいい本ではありません。 内容も、意見は散見されるものの引用が多く、この本ならではの部分が少ないのが残念でした。

Posted byブクログ

2012/04/16

他人の批判が多くて、辟易した。わざわざ買った本で人の悪口めいたものを読みたい人は少ないと思う。 また香山リカさんのことは短絡的だと批判しながら、新型うつの原因となる社会的要素として挙げられているものの内容が薄く、それこそ短絡的に思える。原因の一つにゆとり教育を挙げているけれど、ゆ...

他人の批判が多くて、辟易した。わざわざ買った本で人の悪口めいたものを読みたい人は少ないと思う。 また香山リカさんのことは短絡的だと批判しながら、新型うつの原因となる社会的要素として挙げられているものの内容が薄く、それこそ短絡的に思える。原因の一つにゆとり教育を挙げているけれど、ゆとり教育世代と新型うつ世代(20-30代) は被っていないのでは?私は24だけど、いわゆるゆとりは私の一個下からだもの。 鬱を免罪符にしてはいけない、という主張は共感できるけれど、著者自身も鬱によりかかって本を書きすぎだと思う。

Posted byブクログ

2011/11/10

著者もうつ経験があり、本書を最後に無期休業中とのこと(著者紹介ページより引用)。 図書館で見つけ手に取ったが、目次に「第三章 振り回される職場の不満」とあるのを見て、今の私が読んで大丈夫なのかと不安になった。でもパラパラ~と立ち読みしてみて、なんとなく大丈夫な気がした。むしろ、読...

著者もうつ経験があり、本書を最後に無期休業中とのこと(著者紹介ページより引用)。 図書館で見つけ手に取ったが、目次に「第三章 振り回される職場の不満」とあるのを見て、今の私が読んで大丈夫なのかと不安になった。でもパラパラ~と立ち読みしてみて、なんとなく大丈夫な気がした。むしろ、読んでおいたほうがいいと思い、借りてみた。 しかし、実際ちゃんと読み始めるには、時間とかなりの気力が必要だった。 読み終えてみて、意外と大丈夫だった。心をえぐられることもなく、批判されることもなく。結論として、私は「新型」ではないと思えた。かな。実際どうなのかはわからないけど。 はじめにも書かれてあったけど、従来型でも新型でもうつ病の本人じゃなく、その人たちを抱えている職場の管理職や人事担当者向けの本だね。もちろん、本人にでもいいけど。 メモ ・序論だけで、私は「うつ」なのか「新型うつ」なのか、どうしても知りたくなった。いや、知らなければならないと。恐怖を感じるほどに・・ ・1章は専門家の著書を引用しながらの考察・検証からなる「新型うつ」の歴史の概観だから、気合入れずともすんなり読めた。「うつについて、いろんな本が出てるんだな~。でも、本になっているからといって、むやみやたらに信用しちゃいけないな」と思った(うつ関連に限らず、書籍全般)。 ・休んでいいと言われても、それでも申し訳ないと自分を責めるのがうつ病の人 ・vs香山リカがおもしろい。「曖昧なことしか言っていない、論考に”核”がない、なぁなぁキャラ。」とこっぴどく批判。引用されている中の一冊「しがみつかない生き方」、私も買ったなぁw ・2章は臨床医師4名による「新型うつ」に対する独自解釈やケーススタディ。ちくちく当てはまるする部分もあれば、んーこれはないなーって部分もありつつ。すんなり。 ・「新型うつの抑うつ状態は、拒否反応にすぎない」菊池一也氏 ・3章と4章。。。深呼吸して、意気込んで、臨んだが以外に大丈夫だった。短かいし、私、「新型じゃないのでは?」って思えたからかな。(思いたかった?思い込ませた?) ・うつ患者でも、立ち上がるべき時は立ち上がらなければいけないのです。やるべき時はやらなくてはいけません。そうしないと、社会で生きていくことが、できなくなってしまいます。

Posted byブクログ

2011/06/06

会社で「新型うつ」の研修を受けることになったので、予習。著者は、自ら(従来型)鬱病の経験を持ち、鬱に関する著作も豊富なフリー・ジャーナリスト。専門的な精神医学の領域には微妙に踏み込まずに、数々の著作やインタビューをもとに「新型うつ」を平易な言葉で解説している。 「新型うつ」は、デ...

会社で「新型うつ」の研修を受けることになったので、予習。著者は、自ら(従来型)鬱病の経験を持ち、鬱に関する著作も豊富なフリー・ジャーナリスト。専門的な精神医学の領域には微妙に踏み込まずに、数々の著作やインタビューをもとに「新型うつ」を平易な言葉で解説している。 「新型うつ」は、ディスチミア症候群とも、非定型型鬱とも、適応障害とも取れる症状を示すが、その実体は未だ専門家によって解釈が異なり、医療領域の問題かどうか(つまり、単なる性格の問題である可能性)も含めて議論されている最中。本書では、新型うつについては比較的中立な立場から、患者に対するケア、企業として取るべき対策だけでなく、医師が「患者を救う」という免罪符のもとに疾病利得を積極的に認めている実態、従来型(メランコリー型) 鬱患者が新型うつ患者と同一視されることの弊害、安易に「新型うつ」という言葉だけを一人歩きさせたメディアの責任などについて言及しており興味深い。 しかし、(「新型うつ」という言葉を売名行為に使って安易に流行らせた)香山リカに対する愚痴はともかく、朝日新聞の記者、扶桑社の編集者、スカイマークの添乗員らに対する私怨を、本の内容とはまったく関係なく、紙面にぶちまけるのは如何なものか。それらのページを破って捨てれば、そこそこ良く書けている本だとは思うのだが…。

Posted byブクログ

2010/12/11

他者への批判が多く、正直少し辟易した。 ただ、そうゆう人が必要なんだろうなぁ。 批判するときは名前を明かせってのには同意。 私も本名を出そう。

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2010/11/26

従来の鬱以外に、新しいうつという形で最近のうつを紹介している本。 ちょっと他者批判が多すぎて、読み進めるのがつらい。。。

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2010/09/17

新型うつ病についてまとめているのだが、原因を患者本人にのみとしているような印象を受けた。もう少し職場が原因と見るような視点が欲しかった。

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2010/09/17

他者への批判が多いです。新型うつと従来型うつとの比較や連鎖は参考になるにしても、中傷の多い本は読んでいて気持ちのいいものではありません。

Posted byブクログ

2010/09/14

なかなかおもしろかった。 けど、括弧書きの部分(著者の意見・ただし本編に関係ない話)が多すぎて、何について読んでるのか紛らわしくなる。 それがなければかなり読みやすいと思うんだけど…。 うつについては、ズバリと言ってて、うつ患者が見たらショック受けそう。でもなるほどと納得できる。

Posted byブクログ

2010/09/09

内容紹介 「うつ」で6カ月休職中の社員が、 ハワイでサーフィン 「新型うつ」って、何? あの人は、「偽うつ」? 「自称うつ」? 本当に病気なのか? 序論 「私もうつになりたいよ」 ……うつ不寛容時代の始まり 第1章 「新型うつ」はどのように語られてきたか 「ディスチミア症候群」な...

内容紹介 「うつ」で6カ月休職中の社員が、 ハワイでサーフィン 「新型うつ」って、何? あの人は、「偽うつ」? 「自称うつ」? 本当に病気なのか? 序論 「私もうつになりたいよ」 ……うつ不寛容時代の始まり 第1章 「新型うつ」はどのように語られてきたか 「ディスチミア症候群」など、 「新型うつ」の名称が普及するまでの歴史を 既刊書を参考にたどっていく。 第2章 臨床医たちによる「新型うつ」治療 4人の現場医師が証言。 豊富なケーススタディ収録。 第3章 振り回される職場の不満 会社も職場も余裕がなくなってきた。 うつ患者が引き起こす「二次被害」の問題も。 第4章 うつは、もはや免罪符ではない 徐々に社会から排除されている。 うつの中にも「格差」ができてきた。 安直な休職制度を見直す必要があるのでは? 第5章 「新型うつ」社員を職場復帰させる方法 職場の協調性を前面に出すな。 終論 「新型うつ」だけが問題なのか

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