つなげる力 の商品レビュー
民間人から初の都立中学の校長になった藤原さんの、その校長時代に実施した施策とその背景の解説書で、一読する価値はあると思います。 目の前の当り前を疑ってみることが大事と思っていてもなかなか気付けない。 疑ってみたら、何か改善するのが大事と思っていてもなかなか実行できない。 改善しよ...
民間人から初の都立中学の校長になった藤原さんの、その校長時代に実施した施策とその背景の解説書で、一読する価値はあると思います。 目の前の当り前を疑ってみることが大事と思っていてもなかなか気付けない。 疑ってみたら、何か改善するのが大事と思っていてもなかなか実行できない。 改善しようと思っても規則や制限があると、それを言い訳にやらずに済ませる。 そんな平凡な我々に対して、自分でできないことがあれば、できる人や物をつなげるようにすべきという事を伝えてくれる本です。 また、そのような力を子ども達が持てるように教育することの重要性も説いています。
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情報処理量から情報編集力へをキーワードに、東京都初の民間人校長として奮闘してきた著者の取り組みが詳らかに書かれています。ビジネスマインド向上のヒントも満載です。 人は、あなたとつながりたいと思うときに動き、そう思わないときには本気で動かない(P213)、リーダーシップの本質もやは...
情報処理量から情報編集力へをキーワードに、東京都初の民間人校長として奮闘してきた著者の取り組みが詳らかに書かれています。ビジネスマインド向上のヒントも満載です。 人は、あなたとつながりたいと思うときに動き、そう思わないときには本気で動かない(P213)、リーダーシップの本質もやはり「情報編集力」。
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とても示唆に富む内容です。 これを資源の少ない田舎でどう実現して行くか、もちろん中学校自体が変わらないと難しいのですが。 [よのなか]科、おもしろそうです。
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本書の内容。 ①つなげることで世界は変わる ②学校と塾をつなげる ③正解のない問題に取り組む ④情報編集力のテクニック ⑤子どもたちと世界をつなげる ⑥人を動かす ⑦偶然をつなげる タイトル通り、学生・大人・地域社会〜子どもたちを取り巻く環境に携わる人たちを「学校」という場で「...
本書の内容。 ①つなげることで世界は変わる ②学校と塾をつなげる ③正解のない問題に取り組む ④情報編集力のテクニック ⑤子どもたちと世界をつなげる ⑥人を動かす ⑦偶然をつなげる タイトル通り、学生・大人・地域社会〜子どもたちを取り巻く環境に携わる人たちを「学校」という場で「つなげる」。 それにより、従来の詰め込み型、情報処理型の教育ではなく、正解を自ら導きだしていく「情報編集型」「PISA型」の教育を重視しよう!というもの。 高度成長期から一貫して信じられてきた社会の常識が崩れていく現在、先行き不明確な世の中を生きていく子ども達を育てていく。 学校関係者は必読の一冊です。
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2011年44冊目。 「正解」ではなく「納得解」が求められる時代へ。 民間出身校長の、教育改革に向けたオセロゲームの一枚目をめくる挑戦。 情報を「つなげ」、編集する学力の追及。 そのような指導を実施する土台を作る為に生み出す人の「つながり」。 「つながり」をキーワードに、...
2011年44冊目。 「正解」ではなく「納得解」が求められる時代へ。 民間出身校長の、教育改革に向けたオセロゲームの一枚目をめくる挑戦。 情報を「つなげ」、編集する学力の追及。 そのような指導を実施する土台を作る為に生み出す人の「つながり」。 「つながり」をキーワードに、教育が変わった中学校の物語。
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ぅむ。なかなかおもしろかった。 まず、学校の改革も、今はこんなことが行われているんだなぁと興味深かったし、地域本部のあり方の源流を見ることができた。 community participationというのはなにも途上国の農村の話だけではなくて、日本の自分の学校でも必要な、また、...
ぅむ。なかなかおもしろかった。 まず、学校の改革も、今はこんなことが行われているんだなぁと興味深かったし、地域本部のあり方の源流を見ることができた。 community participationというのはなにも途上国の農村の話だけではなくて、日本の自分の学校でも必要な、また、鍵になることなんだなぁと実感。 しかし、保護者の負担は正直結構な物になりうると思うのだが、実際、もしこの仕組みが全国に広がったら、皆喜んでやるんでしょうかねー。そこだけ少し疑問。今はうまくいってるみたいだけど。先進事例としてはうまくいくんだろうけど。全国展開になって普遍的な制度になった場合はどうなんだろう? やる気のある学校だけがそれをやればいい話なんだろうか。 あとは、教師を目指す学生時代からのボランティアも…いい案だとは思うし反対は決してしないけど、どんどんどんどん、学生が仕事をしなきゃいけない時代になるなぁと、ちょっと苦しくも思った。無給のインターン・ボランティア。それらに参加しないと就職できない、ある意味苦い時代ができあがってきていると思う今日この頃。 最後は、学校の話を少し離れて、リーダーシップのあり方にまで付言されているのが意外であり、でも面白かった。つなげる力。
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目から鱗。 私が言うのもなんですが、著者の藤原和博さんという方は、とても頭の切れる方なんだなぁ、と脱帽。超エリートビジネスマンという感じで、スピーディーにザックザックと現状にメスを入れ、問題を解決していきます。「超ビジネス世界」と「教育界」って同じような手法や考え方でうまくいくも...
目から鱗。 私が言うのもなんですが、著者の藤原和博さんという方は、とても頭の切れる方なんだなぁ、と脱帽。超エリートビジネスマンという感じで、スピーディーにザックザックと現状にメスを入れ、問題を解決していきます。「超ビジネス世界」と「教育界」って同じような手法や考え方でうまくいくものではないと思っていたけど、そこも柔軟さや先見を取り入れることで問題を乗り越えていくことは同じなのか・・・。この点では私の今までの思いこみが覆された一冊となりました。こんな風に影響力を与えられる、「つなげられる」人になりたいです。
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『つなげる力―和田中の1000日』目次 第1章 つなげることで世界は変わる ・砂ぼこりの校庭を緑に変える ・土曜日の午前中に寺子屋を開く ・子どもの集う図書館に変える ・失敗を許す寛容さ ・人的資源は無限にふえる ・和田中「地域本部」モデルを全国に 第2章 学校と...
『つなげる力―和田中の1000日』目次 第1章 つなげることで世界は変わる ・砂ぼこりの校庭を緑に変える ・土曜日の午前中に寺子屋を開く ・子どもの集う図書館に変える ・失敗を許す寛容さ ・人的資源は無限にふえる ・和田中「地域本部」モデルを全国に 第2章 学校と塾をつなげる ・まず、英語の吹きこぼれ対策を ・なぜ「夜スペ」を始めたか ・公立校のもう一つの弱点 ・なぜサピックスだったのか ・塾の費用を抑える ・機会均等を促す ・「夜スペ」の実際 ・都教委の論点 ・普通の学校だったらあきらめていた ・子どもたちは問題をどうとらえたか 第3章 正解のない問題に取り組む ・答えを選択肢から選ぶのではない ・正解ではなく納得できる解を見つける ・「赤ちゃんポスト」で考える ・教育現場の正解主義を払拭せよ ・失敗してもいいと教えることはむずかしい 第4章 情報編集力のテクニック ・作文は会話から始める ・むずかしいことを図にしてやさしく解説する知恵 ・家庭では何ができるのか ・負の体験をおそれるな! ・一打目を打ち出す勇気 ・テレビとケータイから逃れる ・子どもたちのバランス感覚の危機 第5章 子どもたちと世界をつなげる ・正解を当てるのではなく、状況をつなげていく思考技術 ・学校の諸活動をネットワークで内外につなげる ・世界をつなげる仕事が大事になる時代 ・ビッグマック指数から為替を考える ・親と子の[よのなか]科のすすめ ・とにかくどんどん書くことのできる子 ・正解のない問題の評価 ・火曜七時間目の作文の時間のマジック 第6章 人を動かす ・誰だって目に見える成果がほしい ・言葉遣いを具体的なものにする ・リズムとテンポをよくする ・情報を共有する ・お金の話を御法度にしない ・人はなぜ動くのか 第7章 偶然をつなげる ・誰の身にも起こる別々のものごと ・鞄が時計と結びつく ・ないなら創ってしまえ あとがきにかえて—さあ、オセロゲームを始めよう! 解説:「つなげる力」から「つながっていく力」へ 代田昭久
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