新超訳 ゲームの達人(下) の商品レビュー
人間の欲って際限がない 金が欲しい 富が欲しい 権力が欲しい 会社を大きくしたい 愛する人を我が物にしたい 継いでくれる子が欲しい この子は自分の思惑通りに育って欲しい 自分の思うがままにすべて動かしたい もっと もっと 行き過ぎた欲は醜悪だ 特にケイト以降のブラックウェル家はか...
人間の欲って際限がない 金が欲しい 富が欲しい 権力が欲しい 会社を大きくしたい 愛する人を我が物にしたい 継いでくれる子が欲しい この子は自分の思惑通りに育って欲しい 自分の思うがままにすべて動かしたい もっと もっと 行き過ぎた欲は醜悪だ 特にケイト以降のブラックウェル家はかなり醜悪 でもそれぞれ自分の欲に忠実だからこそ生き生きといられるのだろうな 裏の顔と表の顔を使い分けて、何を犠牲にしても反省せずにひたすら自分の欲に正直 結局、“Master of the game”は誰のことだったのだろうか 人生ベットし続けたケイトなのかな
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読む手が止まらないとは、こういう作品のためにある言葉。 ただ、読み進めるうちになんだか虚しくなってしまったのは私だけ?ケイトの傍若無人さに嫌気がさし、イブの狡猾な立ち振る舞いをみて、この物語には人の気持ちを奮い立たせる大切な何かが抜け落ちていることを知りました。 うーん、でも確か...
読む手が止まらないとは、こういう作品のためにある言葉。 ただ、読み進めるうちになんだか虚しくなってしまったのは私だけ?ケイトの傍若無人さに嫌気がさし、イブの狡猾な立ち振る舞いをみて、この物語には人の気持ちを奮い立たせる大切な何かが抜け落ちていることを知りました。 うーん、でも確かにおもしろいのはおもしろいんですけどね。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ジェミーが起こした会社は、あとを継いだ娘ケイトによって世界企業へと成長。ケイトの息子トニーもビジネス界へ進むが、母親に操られていたことに気づいて精神を病む。トニーの双子の娘イブとアレクサンドラは美しい女性に成長。イブは会社と遺産を独り占めするため妹の殺害計画を立てる。 上巻はジェミーの冒険譚だったけど、下巻は一族の愛憎劇。ビジネス的な戦略とか陰謀、企業同士の競争なんかを期待すると外れるけど、登場人物たちは個性的で展開も速い。こいつらどうなっちゃうんだろうと想像しながら読むと楽しい。
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こういう作品を傑作と呼ぶのだと、この作品の作者であるシドニィシェルダンに驚かされるばかりです。 巧妙なトリックで読者を騙し、展開の速さで飽きを全く感じさせない。 自分の思うように人々を操るケイトが最後まで健在で、清々しいほどでした。 これぞ、ゲームの達人。
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ケイト、時々狡猾な作戦がバレて殺されかけたりするけど、でも全然びくともしてないのがもう憎めない…面白かった〜!
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母が二十代にハマっていたというシドニィシェルダン。「どんな内容だったかは覚えてないけど止まらないくらい面白かった!」多分私も同じことを何十年後かに言ってる。
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30年ぶりに再読。 4,5日で上下巻を読んだが、当時と変わらず読み出したら止まらなかった。 ドラマで言うと「24」みたいな感じか。
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ハリウッド映画のような展開に賛否が分かれる。劇的でスピーディな話は読みやすく分かりやすいが、文章自体が大雑把で、繊細さが感じられなかった。娯楽として、面白い。【満足度80点】
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終わりあっけなかったなぁ。 とは思うものの。 自分の思うように物事を動かそうと、人を動かそうとすることってやっぱり一番恐ろしく傲慢なことだと私は思う。 そして、それを無意識なり自覚なくやってしまえること。 恐ろしい。 夢は叶えるためにあるけれど、自分と他人の課題の分離をしっか...
終わりあっけなかったなぁ。 とは思うものの。 自分の思うように物事を動かそうと、人を動かそうとすることってやっぱり一番恐ろしく傲慢なことだと私は思う。 そして、それを無意識なり自覚なくやってしまえること。 恐ろしい。 夢は叶えるためにあるけれど、自分と他人の課題の分離をしっかりすることですね。苦笑 感想難しい。。。
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突然物語が終わった。この先の会社の行く末、またブラックウェル家の行く末が気になって仕方ない。こう強く思ってしまうのはきっと、シドニィシェルダンの世界に入ってしまっているから。マネーゲームは続いていき、達人の子どもは達人の思い通りにはならないということがよくわかった。
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