1,800円以上の注文で送料無料

愛書家の死 の商品レビュー

3.1

11件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/05/18

(借.新宿区立図書館) 古書もかかわっているがどちらかというと競馬場が主な舞台。続きが書かれていないところを見ると少々このシリーズも書きにくくなったのかも(著者は昨年死去)。

Posted byブクログ

2021/05/03

資産家で馬主の主人が亡くなり遺言執行人からの依頼は故夫人の蔵書の行方を探す事だった。 調教師で馬主でもある老人”ハロルド”が亡くなった。遺産整理に当り資産の一つである盗難した児童古書を探す依頼が元警察官で古書店主の”クリフ”の元に舞い込んだ。 蔵書の中から盗まれた古書をリストア...

資産家で馬主の主人が亡くなり遺言執行人からの依頼は故夫人の蔵書の行方を探す事だった。 調教師で馬主でもある老人”ハロルド”が亡くなった。遺産整理に当り資産の一つである盗難した児童古書を探す依頼が元警察官で古書店主の”クリフ”の元に舞い込んだ。 蔵書の中から盗まれた古書をリストアップする内に脈絡の無い盗み方とコレクションの本当の持ち主であるハロルドの故き夫人”キャンディス”の死因についても疑惑を感じて行く。 鉄鋼会社一族であり既に20年前に亡くなったキャンディスの莫大な資産を背景に馬狂の主人ハロルドとその道楽息子3人に容姿も性格共にキャンディス似の娘、友人である馬主達が取り巻く中でクリスが警官時代の直感を頼りにキャンディスの死因と古書を盗んだ犯人を追及する。 古書をめぐる物語だが重要な場面はほとんど競馬場内の厩舎での出来事であり専門的な用語も出て、本好きにはちょっとガッカリ感が漂う、またミステリーとしてもアクションも無く派手な殺人が次々に発生する訳でも有りませんが周りに様々な動機を抱えた家族・友人がいるが真犯人は以外な出現で驚かされます。装丁と題名に惹かれて買いましたがこんなミステリーも有りと思います。

Posted byブクログ

2018/04/20

ジェーンヴェイ・シリーズ 今回競馬界の事柄が細かくて 本の蘊蓄が少なかったのが 残念。 でも面白く読みました。 ただ主人公も本書で言ってるように 真犯人が中々登場せず 回り道が多かった。

Posted byブクログ

2017/03/17

児童文学の書棚…! 今までで一番見てみたい書棚かも。読めないけど。 ちょっとときめきますねぇ。 あとはお馬さん。独特の二つの世界を行ったり来たり。

Posted byブクログ

2016/12/14

シリーズを重ねて出てくるキャラクターがちょいマンネリ化。 それよりも古本屋業務の描写がほとんどなかったのが残念。職業を疑似体験させてくれるのが大きな魅力だったのに。 まだまだシリーズは読んでみたいのだが…

Posted byブクログ

2014/01/07

 ジェーンウェイシリーズ。馬主の妻が残した蔵書の鑑定を依頼されるが謎は深まるばかり。古書・競馬への愛情。警察への復帰願望。恋人エリンとの微妙な心の距離も。

Posted byブクログ

2012/01/23

これまでのジェーンウェイ・シリーズには、ビブリオマニアにとってたまらない記述が満載だったのだが、本書は90%が競馬界の話なのでかなり趣を異にする。シリーズ的には転換点のような気がするが、古書の蘊蓄はあまりない。

Posted byブクログ

2011/02/24

元警官の古書店屋が主人公のシリーズ5作目。 事件の現場に居合わせるのでなく、過去の死を調査するスタイル。 時間をかけて読んでしまったからか、起伏に乏しい展開と感じてしまいました。競馬界の描写が多く、最後はあっけなさ過ぎな...。

Posted byブクログ

2010/11/06

シリーズ5作目。貴重な蔵書を残して死んだ馬主、20年前に死んだ妻の謎を追うジェーンウェイ。前作とは違い、作者の競馬へのこだわりが多く見られる。登場人物の描写がうまく、小説としての厚みはあるが、古本の存在が薄く、かなりがっかりした。ジェーンウェイの言動も理解できぬところがあり、ミス...

シリーズ5作目。貴重な蔵書を残して死んだ馬主、20年前に死んだ妻の謎を追うジェーンウェイ。前作とは違い、作者の競馬へのこだわりが多く見られる。登場人物の描写がうまく、小説としての厚みはあるが、古本の存在が薄く、かなりがっかりした。ジェーンウェイの言動も理解できぬところがあり、ミステリーとしては凡作のような気もする。また、長すぎる。

Posted byブクログ

2012/04/14

古本屋探偵クリフシリーズの第5作。 読み返していないが、第1作の「死の蔵書」や2作目の「幻の特装本」の様な深い本の世界を中心に話が進むものに惹かれる。 前回今回は競馬がメインとなっており、前回の古書売買に関わるサスペンスよりも「本」から離れてしまった。 また、当初から顔が見えない...

古本屋探偵クリフシリーズの第5作。 読み返していないが、第1作の「死の蔵書」や2作目の「幻の特装本」の様な深い本の世界を中心に話が進むものに惹かれる。 前回今回は競馬がメインとなっており、前回の古書売買に関わるサスペンスよりも「本」から離れてしまった。 また、当初から顔が見えない登場人物が最後まで残っていること、意味もなく容疑者が二転三転する状況から、途中で真犯人がうっすらと見えてくる。 「本」をテーマに続けていくのは非常に難しいとは思うが、中途半端に路線を買えるのならば、とっとと新たなシリーズに切り替えたほうが良いのではと思う。

Posted byブクログ