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きゅーきゅーキュート!(12) の商品レビュー

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魔界の“裏事情”が少し見えてきた

ある意味いつも通り。理刀をぐるりと囲む女性陣の「理刀争奪戦」に今回は雛祭りの要素を加えた形だが、出番を待つ人が腰掛けて、お茶を啜りながら「バトル」を眺めている牧歌的な雰囲気である。商店街のイベントに絡めているので、レゾン学院以外の女性が出てきたりもするし、このトーナメントの行方も...

ある意味いつも通り。理刀をぐるりと囲む女性陣の「理刀争奪戦」に今回は雛祭りの要素を加えた形だが、出番を待つ人が腰掛けて、お茶を啜りながら「バトル」を眺めている牧歌的な雰囲気である。商店街のイベントに絡めているので、レゾン学院以外の女性が出てきたりもするし、このトーナメントの行方も少々意外と言えば意外な様相を呈したりもするのだが、まぁ、いつも通りの緩やかで和やかなノリである。 しかし、このレゾン学院以外の女性(2人+ α )というのが本巻の肝である。1人は単なる賑やかしなのか後の伏線なのかが判然としないが、ある目的を持って出てきた人。語った内容と実際とのギャップがお茶目で悪くなかった。ただ、もう1人、というか、この人が属する組織や関わってきたものは、これからかなり重要になってくるものと思われる。キュートに隠された秘密の鍵を握る魔界の“裏事情”が今回少しだけ出てくるのである。そして、この人の主たる人物が意外なところに潜んでいるのだが、これが本来の役どころに比べて随分ヘタレ。その真意は分からなくもないが、あまりにも威厳に欠ける振る舞いが却って微笑ましかったりもした。というか、気勢を削いでしまうほどキュートが毅然と挑んだ結果かもしれない。秘密の良い友達ができたかのようである。 さて、サブヒロイン達が意外にも頑張り始めたこともあって、ラヴコメ成分が徐々に増量、今回もいろいろと華を添えている本編だが、全員が揃うとどうしても分散してしまうのが玉に疵。ヒロイン別の『SS』シリーズが恋しくなってしまう。次の『SS』があるならば、今度こそ巴編を希望ということで、どうかひとつ。

DSK

2010/08/27

商店街のイベントにて、ひな祭りの女雛役をやることになった黒媛。 依頼していた事務所側のドタキャンが原因だが、男雛役も見つけなければならない。 「それならば」と黒媛が男雛役に理刀を推薦したものだから、さぁ大変。 その場にいたキュート達も『理刀の嫁は私』とばかりに女雛役に立候補。 そ...

商店街のイベントにて、ひな祭りの女雛役をやることになった黒媛。 依頼していた事務所側のドタキャンが原因だが、男雛役も見つけなければならない。 「それならば」と黒媛が男雛役に理刀を推薦したものだから、さぁ大変。 その場にいたキュート達も『理刀の嫁は私』とばかりに女雛役に立候補。 そこで、商店街を巻き込んだ「女子力」を競う女雛座争奪戦が開かれることに。 前巻で出てきたキュートの過去も、少しずつ触れられていきます。 おかげで、と言うかのごとく新キャラが登場しています。

Posted byブクログ