盤上の攻防 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
将棋王位戦五十年。作者高林譲司氏はペンネーム信濃桂で新聞三社会の観戦記でよくお見かけする。自分にとっての王位戦はやはり羽生さん中心だ。羽生さんは9連覇のあと谷川先生との3年連続あたる。10連覇を阻まれ敗退。2年連続1勝4敗でタイトル失冠、挑戦敗退で終わり苦渋を舐めるも羽生さんは羽生さんだったタイトル奪取。みっくんとの炎の17番勝負もあった。深浦先生とのタイトル戦、終盤の妙手あり年度名勝負賞獲得も失冠。挑戦は敗退。本誌はここまで。もう少し加えると翌年は広瀬クンに挑戦者決定戦で敗れるも、さらに次の年には挑戦者として広瀬王位の眼前に立ち王者奪還。そして今年藤井先生との七番勝負となったのだった。
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王位戦の歴史を大山時代、中原時代、戦国時代、羽生時代とわけて紹介されています。 各時代にも色濃いわき役がいて面白いですね。 大山、中原、米長の時代から戦国時代を経て羽生時代へ そして今年は広瀬新王位へ 若手の登竜門と言われる王位戦の色がよくでています ただ、以前から感じていまし...
王位戦の歴史を大山時代、中原時代、戦国時代、羽生時代とわけて紹介されています。 各時代にも色濃いわき役がいて面白いですね。 大山、中原、米長の時代から戦国時代を経て羽生時代へ そして今年は広瀬新王位へ 若手の登竜門と言われる王位戦の色がよくでています ただ、以前から感じていましたが、プロ将棋というものが新聞社に非常に大きく依存していると感じました。 現代では新聞自体が厳しい状況で、いまのタイトル数を維持できるのか? 非常に不安です。 おそらく数年のうちに統廃合があるのではないでしょうか・・・。
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