アップリケ の商品レビュー
少し人と変わっている少年ふたりのカミングオブエイジ物語。途中、不思議が増しすぎて、食傷しちゃったけど、面白かった。著者が後書きに書いているように、「普通」に収まらなかった著者本人があちこちに散らばっている。ピンク髪にバナナのタトゥーをしている野沢直子だからこそ感じる違和感だと納得...
少し人と変わっている少年ふたりのカミングオブエイジ物語。途中、不思議が増しすぎて、食傷しちゃったけど、面白かった。著者が後書きに書いているように、「普通」に収まらなかった著者本人があちこちに散らばっている。ピンク髪にバナナのタトゥーをしている野沢直子だからこそ感じる違和感だと納得する一方で、そんな違和感を感じていたんだ、と意外な気もする。よしもとばなながエッセイに書いていた。「大人になるということは、自分になるということ。」
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年に何回か日本に出稼ぎ(笑)にいらっしゃる、野沢直子さんの本です。 あまり期待してなかったケド、面白かった。 サクセスストーリー的な感じで進むのかなぁ〜と思ってたけど、現実的なお話で、そうそう!生きるって大変だよねって同調出来てしまう本でした。
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野沢直子が本を書くって、どんななんだろうと。 清川あさみの表紙も素敵。 自分の「好き」が世間の常識とぶつかるものだった時。 それを認める誰かに出会ったとき。
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文化と茂という二人の少年が登場。軽い文体だが、「普通」に生きる苦しさを描いた真面目な小説です。全く期待せずに読み始めたが、良かった。
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