西遊記(9) の商品レビュー
誤字がある〜というレビューを見ましたが見つけられず。重版を重ねるうちに修正されたものと思います。 敵をやっつけこらしめしてきた一行ですが、力ずくではいかない問題も出てくるもの。三蔵自身が考えを深める様子も頼もしく映ります。
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一行は西梁女人国という女しかいない国へ。女性だけでどうやって国を維持していくのかと思えば、子母河という川の水を飲めば子供ができるというキリスト様も驚くシステムが(笑)。それでいて男を毛嫌いするのかと思えばそんなこともなく、一行は大歓待を受け、三蔵は女王陛下の夫に望まれる始末。この女王が怪しいのかと思ったけど、ただの男好き(笑)。いや、三蔵がイケメンすぎるのかな。真の妖怪は別にいて(あの髪型が正体のヒントだったとは)、美人だし、服装がパリコレみたいでオシャレ。たしかに、殺すには惜しいキャラ。
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天下無敵、とんでもなく強い悟空だが、闘いたくない時もある。迷いもある。 西梁女人国にやってきた悟空達一行。子母河(しぼがわ)で水を飲んだ玄奘三蔵と猪八戒は、女になってしまう。観音の助けもあり、もとに戻れる水を悟空が取ってきて事なきをえる。 しかし、女ばかりの国で、三蔵はこの国の女王との結婚をせまられる。しかも悟空は、三蔵は結婚して国王となってもいいのではないか、などど言い出すのだ! 今回の敵はサソリの女。人間ではないものが、あれぼどに強くなるまでに修行したのに・・・もと動物たちの王を思い、ちょっと哀れを感じる悟空がせつない。
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まあそうなるとは思っとったけど、割と好きなキャラやった昴日さんが悟空にきらわれてしまった…。斉藤さんの悟空やけん仕方ないよね。そこだけ残念です。でもやっぱりおもしろいので☆はごこ!!
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白骨夫人とのことが悟空にトラウマになってる。更に、琵琶夫人のことを思いやる悟空って優しいなあ。意外とフェミニスト?
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女人国で「妖の巻」というタイトルがぴったりな騒動が起こる9巻でした。以前はそんなことはなかったのですが、前の巻ぐらいから始まりこの巻でも、子供でも気づくような誤りがいくつかあります。理論社の倒産の影響で編集も作者も注意が散漫になっていたんでしょうか。とはいえそれはほんのちょっと...
女人国で「妖の巻」というタイトルがぴったりな騒動が起こる9巻でした。以前はそんなことはなかったのですが、前の巻ぐらいから始まりこの巻でも、子供でも気づくような誤りがいくつかあります。理論社の倒産の影響で編集も作者も注意が散漫になっていたんでしょうか。とはいえそれはほんのちょっとした問題で、大変面白いシリーズであることには変わりなく、子供たちは女人国の不思議な事件を大変楽しんでいました。うちの子供は「女たらし」や「食い意地がはっている」ということがどういうことかをこの猪八戒で、その対極の潔癖な人間というのがどういうものかを三蔵法師で、人生初めて学んだではないかと思います。キャラがはっきりしてるからいいんですね。
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