魔界探偵冥王星O トイボックスのT の商品レビュー

越前魔太郎【著】

2011/09/13

軽い感じの語り口は読みやすかったです。
歪んで爛れて膿んでぐちゃぐちゃになった愛とか恋とかそういう名前に似た何かの話。

ただ冥王星Ｏシリーズにしなくてもよかったかなーと思います。

2011/08/21

御影繋がりで買いました。
言い回しが独特で本来の作者らしい作品です。
自分は少し苦手かな。
やはりはこマリっ！のようなライトな作品の方が個人的には好きです。

2011/01/13

文庫版の同シリーズは、バイオリンと探偵の一連の話のスピンオフ的な色合いが濃く、主要人物は一部、被っていて、設定も同じだが、全く別の話となっている。本作では、本来、人間を虫の様に意識しいている彼らの中で、非常に人間に近いものが登場し、異常者である人間にいいように扱われるという話となっているため、彼らの人間に対する絶対性が薄れてしまっている。それを除いた純粋な単品のホラーとして考えれば、異常者同士の異常な愛の形をトイボックスという暗喩で描いたもので、十分に読ませられる。嫌いな人は嫌いだろうけど。ただし、比較的、早い段階で結末が読めるのが残念ではある。

2010/11/27

いままでの中では一番、面白かったし、反射神経的にも素直に読めた気がする。順序が重要なのかもしれないけれど、そこまで付き合う気はない。

2010/11/24

シリーズからだいぶ脱線している。
“ヤマト”パートで描かれる、彼の理想の恋人ノアへの「狂った愛情」と言わせたいであろう感情。この主題も、ヤマト自身もどうにも好きになれなかった。「で？」みたいな。
でも、現実逃避しながら篭の中で遊ぶ“わたし”の毒舌たっぷりでポップな語り口調は割と好き。

2010/10/09

異常男と監禁された女の話。

【冥王星O】関連キャラを出せばいいでしょうってしか思えない内容で、何かメチャクチャ。とても読みづらくて話にもついていけず残念です。

2010/09/09

むー。すでに冥王星探偵としてのシリーズの作品と
言えるのかどうか...。「彼ら」も「冥王星O」も
登場はするんですが...今作から感じるのは
歪んだ愛の辿る末路をグジュグジュのウエット感で
読んだだけの印象が残る。
流石にこの内容を真剣かつ、真摯に読める程
自分はハマってないのでなんとも微妙な作品
になってしまった...。ここまでの設定やらが
全く活きない今作の後を継ぐのは...
とうとう舞城氏！

どうやってこの世界を収集させるんだろ。