ベン・トー(6) の商品レビュー
背中を追う将来の≪魔女≫に本物を伝える“最高”の狼
今回は少々不穏でシリアスか?と思わせる口絵にさほどの心配は無用。むしろ、いたいけな美少女の無邪気につけ込んで首に何を装着しているのか、との呆れ笑いを禁じ得ない第6巻は、槍水茉莉花ちゃん(10歳)の魅力が満載の1冊である。 前回の丸富に続く烏田高校の文化祭だけに登場人物の充実...
今回は少々不穏でシリアスか?と思わせる口絵にさほどの心配は無用。むしろ、いたいけな美少女の無邪気につけ込んで首に何を装着しているのか、との呆れ笑いを禁じ得ない第6巻は、槍水茉莉花ちゃん(10歳)の魅力が満載の1冊である。 前回の丸富に続く烏田高校の文化祭だけに登場人物の充実振りが半端無い。槍水先輩の友人達に洋の友人達(洋の二つ名はコイツらにこそ相応しいという素敵な面々)それぞれに出番を与えて文化祭に華を添えている。顎鬚や坊主に茶髪も相応に文化祭を楽しんでいるようで、とりわけ坊主の“活躍”にはナイス!とサムズ・アップである。また、今回は白梅の登場機会が多く、洋と絡む珍しさと面白さがあった。沢木姉妹まで繰り出しては面白可笑しい“小さな活躍”をさせている。そして、今回は弁当方面にも物語があるため、いつにも増して充実した内容と言えるのではなかろうか。 【1章】 何気に感じていた「弁当が半額となる前に無くなることはないの?」という疑問に答えている。≪ガリー・トロット≫こと山木柚子と半額神ビッグ・マムが弁当方面の主人公(?)とヒロインと言えよう。 【2章】 表紙まで飾った茉莉花ちゃんをここまで引っ張ることができる時点で、本巻の充実度が推し量られると思う。天真爛漫で純真無垢な振る舞いはなかなかの破壊力。師匠(?)の教えが行き届いた、実に素晴らしい素養の持ち主でもある。 【3章】 弁当バトルは、茉莉花ちゃんの敵討にして洋のリベンジ、そして槍水先輩のリベンジでもある。挑発してまで本懐を遂げようとする柚子には「そっちへ行くの?」という素敵なオチが待っている。彼女もまた師匠(?)の元で、もしかしたら狼とは別方面での立派な成長があるかもしれない。何と美しい姉妹愛を絡めた見事なバトル!と唸らせる圧巻の筆致が今回も冴えている。
DSK
佐藤は槍水の方から「一口くれないか」と言って欲しかった。そのためにビッグ・マムのいる高級スーパーを狙う。だが文化祭の時期は、スルーアたちが押し寄せる。彼らは文化祭後の学生で、半額になる前の弁当を悪意なく買っていくのだ。後に残るのは更地だけ、空腹を感じてスーパーを立ち去るしかない...
佐藤は槍水の方から「一口くれないか」と言って欲しかった。そのためにビッグ・マムのいる高級スーパーを狙う。だが文化祭の時期は、スルーアたちが押し寄せる。彼らは文化祭後の学生で、半額になる前の弁当を悪意なく買っていくのだ。後に残るのは更地だけ、空腹を感じてスーパーを立ち去るしかない。 烏田高校の文化祭も始まり、槍水の妹の茉莉花も遊びに来る。茉莉花が来たからか、ロリネタが多めだった。そして、ラストの槍水の戦いは、まだまだ佐藤に先は譲らないぞという気が感じられた。 ビッグ・マムもガーリー・トロットまた出て欲しいな。キャラ濃いし。 時折話に上がる、トラップの得意な佐藤の祖父が気になる。いつか出て欲しい。北海道旅行編でもあるといいな。
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評価:☆4.5 半額弁当を巡る熱き狼達の戦いの物語。 もっともらしい理由をつけてスルーアとか言ってるけど、要するにただの学生の買い食い(笑) この辺の真面目に馬鹿なことをやってるっていうのもベン・トーの魅力だよね。 槍水先輩が、バカだけど一直線な佐藤に感化されるっていうのは良かったな。 常に強くあろうとしてる姿こそ槍水先輩だ。 リベンジを果たしたのがカッコよかった。 そして白粉先生の暴走っぷりも相変わらずw お、コイツもしかして可愛いんじゃないか?と思った直後に佐藤さん浣腸しましょう!ってヤバいよクリーチャーだよ(笑) てか佐藤!ロリ少女の(つるぺたとは言え)胸まで触ったんだから勝たなきゃだめでしょ!w ビッグマムも変人だったけど、ガリートロットもなかなかの物好きだなw 茉莉花ちゃんが出ると槍水先輩の可愛さがUpするから今後も出て欲しいところ。
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文化祭ということで、いつもより食べ物の表現が凄まじい…ような気がする。ただのどん兵衛でさえ、美味しそうだと思えてきた。 ストーリーでは、新キャラが複数登場して、盛り上がりを見せている。
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いやーおもしろいw 正直、和栗おこわ弁当はおいしそうに思えなかったけど。 (どちらかというと、今回はどん兵衛の描写がやたら輝いていた) 本巻もこれまで通り、新しいキャラ(ビック・マムと山木柚子)を中心に話が進んでい行く。 しかし、ビック・マムのキャラ・造形設定はどうなんだろう...
いやーおもしろいw 正直、和栗おこわ弁当はおいしそうに思えなかったけど。 (どちらかというと、今回はどん兵衛の描写がやたら輝いていた) 本巻もこれまで通り、新しいキャラ(ビック・マムと山木柚子)を中心に話が進んでい行く。 しかし、ビック・マムのキャラ・造形設定はどうなんだろう?w ありゃキモすぎだろ。 ノーブラ展開で柚子に萌える展開を作っておきながら、 あのラストでは、柚子に萌えた人はかなり欝になったのでは? 話の展開はともかく、 本巻のメインおかずは、マムでも柚子でもなく・・・ 「幼女」と「おっぱい」。 そして、味付けは「変態」と「セガ」。 内緒だが、槍水妹にはかなりぐっと来たb バカバカしいこと(弁当争奪戦)を、おちゃらけず真剣に書ききることで 異色の面白みを出してきた本作だが、 ここへきて、だいぶ王道の変態ギャグ展開が色濃くなってきた。 このまま特色を失わず、さらに変態度が高まることを期待する。
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6巻は文化祭、妹、おっぱい、これに尽きる。 佐藤はまた不名誉な肩書きが増えたね。今回白梅様の出番はあまり無かったけどちょっと好きになった。 争奪戦はガリー・トロットだが登場するが、これは佐藤じゃなくてもまともに戦えないなw 今回は誤字脱字が多かった気がする。
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相変わらずの全力で馬鹿な小説。 このシリーズもここまで読むと、日本のどこかで本当に半額弁当を巡る争いが行われているのだが自分は狼じゃないので気が付いていないだけなのではないか、と思ってしまう不思議な魅力がある作品です。 それはそうとして、栗おこわ弁当食べたい。
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変態・・・それは主人公・佐藤洋につけられる至高の二つ名! 新たな敵・山木柚子のノーブラという魅力にあらがえず、弁当を逃してしまう佐藤。 そして文化祭と魔女の妹・茉莉花との出会いによりうまれるロリコン疑惑。 はたして佐藤は文化祭を楽しみ、変態疑惑をなくすことは出来るのか・・・期待の...
変態・・・それは主人公・佐藤洋につけられる至高の二つ名! 新たな敵・山木柚子のノーブラという魅力にあらがえず、弁当を逃してしまう佐藤。 そして文化祭と魔女の妹・茉莉花との出会いによりうまれるロリコン疑惑。 はたして佐藤は文化祭を楽しみ、変態疑惑をなくすことは出来るのか・・・期待の第六巻です!
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お姉ちゃんカッケー。シスコン気味なのもギャップがあってよいです。と改めて先輩の株が上がった感のある一冊でした。あと久々にまともな名(?)クリーt…白粉さんが見れた気がした。まぁ根っこは変わってないから安心。そして相変わらずどこまでもセガで押す作者に拍手。
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