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ものの見方 の商品レビュー

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2024/07/23

既に読んだような既視感があり、ちょっとくどくて私にはあまり響かなかった。ただ所々に共感できたり、なるほどと勉強になる箇所も多かった。

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2014/06/12

人が共同社会に属しながら、その共同社会の中に生まれた表現を読むときは、音読が必然。 新世界の発見がやがてひと段落すると、歴史的思考の重みの方だけが残って、ヨーロッパをキリスト教とギリシャ文化という2つの支柱で統合するヨーロッパの歴史的世界観が固まった。 ヨーロッパ的歴史主義がはっ...

人が共同社会に属しながら、その共同社会の中に生まれた表現を読むときは、音読が必然。 新世界の発見がやがてひと段落すると、歴史的思考の重みの方だけが残って、ヨーロッパをキリスト教とギリシャ文化という2つの支柱で統合するヨーロッパの歴史的世界観が固まった。 ヨーロッパ的歴史主義がはっきりした限界を表したのは、米ソという2大強国の出現以降。 外国語研究こそ地理主義の哲学を築くのに適した分野。

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2014/03/27

 外山さんの数々の著述の中から、栗原さんが選りすぐった試論集。  編者曰く、p.194 思いがけない着想、意表を衝く論証、時を経ても古びない論点、こういったものが、これら諸篇の特徴である。  私の場合、外山さんの本はかなり読んできたので(数えたら9冊目でした。)、事前に知って...

 外山さんの数々の著述の中から、栗原さんが選りすぐった試論集。  編者曰く、p.194 思いがけない着想、意表を衝く論証、時を経ても古びない論点、こういったものが、これら諸篇の特徴である。  私の場合、外山さんの本はかなり読んできたので(数えたら9冊目でした。)、事前に知っているものも多かったが、これ1冊で幅広く読めてしまうのは、お手軽でお得と思った次第です。

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2012/05/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私にとって、外山先生の3つ目の作品。 ものの見方について書いてある本。 『忘却の整理学』と同様、『思考の整理学』だけで十分だったかも。

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2010/09/28

思考の整理学の外山先生のコラム集。短い論が10ぐらい詰まっている。 どれも確かにおもしろいものの見方である。お仕事柄なのか、言葉とか言語に関するものが多かった。主観・客観が混ざっている感もあるが、「~ではないか。」とか「~と考えてもよいと思われる。」といった表現の部分は、要注目...

思考の整理学の外山先生のコラム集。短い論が10ぐらい詰まっている。 どれも確かにおもしろいものの見方である。お仕事柄なのか、言葉とか言語に関するものが多かった。主観・客観が混ざっている感もあるが、「~ではないか。」とか「~と考えてもよいと思われる。」といった表現の部分は、要注目です。ちょっとは頭を使わないと読めない本、なのでよく眠くなった。 個人的には日本語は横の線、英語は縦の線が注目されるってのが、へぇーと思った。 国分寺の紀伊国屋で購入?読んだらすぐ書かないとだめだな。

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