明治鉄道物語 の商品レビュー
160109 中央図書館 蒸気機関というのが実用化されて、まだ程ない時期に、極東の島国で商業鉄道がみるみる間に建設された。江戸の息吹がまだ残っている時代に、全国の鉄道網ということをイメージしプロジェクト化した、明治の指導者たちの、馬力と先見の明にため息。
Posted by
明治期の日本が鉄道というインフラを受容していった過程の物語。まだ鉄道建設を外国に頼らざるを得なかった黎明期に関する章は、エピソードに事欠かず素人にも読みやすいが、全国への路線拡大期や国有鉄道の成立期に関する章は、やや論文調で一般読者が読むには敷居が高いと感じた。
Posted by
- 1