ZOKURANGER の商品レビュー

森博嗣【著】

2021/10/15

今度はみんな仲良くゴレンジャー？あるいはセクハラもの申す系？と思ったら、何が始まるわけでもなく5人独白形式、淡々としてなんだか面白かった。
自分にとって別世界である大学研究者事情も面白い。伝統、わけわからんまま実行していること、どこにでもある無駄を小説にしてしまうのは無駄のリサイクルといえるかな。
ほんわかした可愛い若い女の子、でも内部では高速計算が行われており、フォーカスはおねぃさま。目障りな男たちは視界から排除。
一緒にいても見えてる世界はまったく別、わかっていても知ると切ない

2019/10/05

Zシリーズ第三弾。今回は戦隊ものだぞ！前作や前々作とはまた違ったベクトルになるけれどその二作より面白く感じられた。苦労人な品川さんは今回も大変そうだったな。

2017/07/16

Zシリーズ第３弾らしい
１と２は未読（笑）

とある大学の「研究環境改善委員会」
メンバーは５人
何故か５色のユニフォームを着なくてはならない

いったい何のための戦隊なのか？

結局最後までよく意図がわからないまま。
５人それぞれの特殊能力って何？（笑）

気になるから１と２も読んでみます

2012/06/09

森博嗣の小説の中でも特に異色のシリーズの完結編。読む人を選ぶ小説だと思います。私は選ばれなかったみたいですが。

2011/07/21

意味不明で大好きなＺシリーズの第三弾だったので、読まずに大事にとっておいたのだけれど、一度本を開いてしまったら、夢中で読み切ってしまいました。
第一弾、第二弾と同じキャラクタが出てはいるけれど、ベーシックなキャラクタも変わってはいないけれど、でも、完全に別の話なのでは？と思えるこのシリーズ。
意味不明で無駄、という共通点があるくらいか……。
先のふたつでは、永良野乃に気に入られていた揖斐さんが、今回は、ああ、なるほどね。と。そして、この間まで揖斐さんが気になっていたはずの永良野乃は、おお、そうきたか、と。
もちろん、単行本も大好きなのですが、新書だと山田章博のイラストがついてくるのが、私的にたまらない。
彼の描く揖斐さんが、また……。
ネタバレせずに、いかに面白いかを書くのが難しい作品です。

2011/06/27

久しぶりに森博嗣。
ZOKUもZOKUDAMも読んだはずなのに、森博嗣らしいロボットものという感想しか残ってなかった。
キャラ名は聞き覚えがすごくあったのだけど、今回のを８割ほど読んだところでやっと、「か・・・川だ！！！！！！！」って気づいた…。

ストーリーはあってないようなもの。
分かりにくいギャグ小説という感じ。
萌えポイントは、ない。
ただとにかく風変わり、という感想です。
面白かったかとい言われると何とも言えない。
面白くなかったのかと聞かれると、完全にダメだったわけでもない。
ひたすらに、森博嗣の味でした。

2010/11/01

少し期待はずれ。
１章２章あたりは期待もあって面白く読んでいたのだけど、中盤からはペースダウンして内容もぐだぐだな感じに思えた。
もしかして、それが狙い？！
少し読みきるのにパワーが要りました。

2019/02/21

痛い。中学生が夢見るような妄想を大学を卒業する年齢になっても続けているというのは、見ているこっちが恥ずかしくなる。
既存のアニメ設定を論理的に否定するくだらなさが心地よく、結構好きなシリーズだったのですが、この作品は、登場人物に感情移入できなかったな。

2010/10/16

ZOKUシリーズの中では一番面白くなかったです。
相変わらず理解不能な世界観なのですが、今回はキャラクター設定がイマイチでした。
表現も前作のZOKUDAMの様なテンポもなく、ダラダラと各人の思考が一章ごとに続いているだけ。
何とか最後まで読み切ったというところです。